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つれづれなるエッセイ

防災意識の見直し。映画「君の名は。」はなぜヒットしたのか?

東日本大震災から6年。

今日は家族で改めて防災について考えました。

そのとき頭をよぎったのが、ちょっと前に映画館でみた「君の名は。」でした。ネタバレになってしまうかもしれないので、内容を知りたくない方はご注意ください。

映画「君の名は。」から感じた思い。

子どもがまだ小さいし、映画館で映画をみるのはしばらく無理だなと思っていたけれど、ママ友から

「ママズシアターがあるから観にいかない?」

と誘われたのがきっかけで観にいったのが「君の名は。」でした。

(ママズシアターは、赤ちゃん連れでもOKで、子どもがさわいでもお互い様なので、気兼ねなく映画鑑賞が楽しめるというものです)

「君の名は。」は、ずっとみてみたいなーとは思っていたものの、あまり前情報も調べず、

「高校生の男女が入れ替わって恋愛に発展する青春映画」

くらいに思っていたら、全然ちがっていて。

私が映画を観ながら頭に浮かんだのは、東日本大震災でした。

彗星が糸守の村に落ちることを事前に知らせることで、未来を変えようとした主人公の瀧と三葉。

こんな風に、災害が起きることを事前に知ることができたなら、助かった命があったんじゃないか。くやしい。

そんな思いで頭がいっぱいになって、涙が止まりませんでした。

後日、偶然にもテレビのトーク番組で「君の名は。」のプロデューサーである川村元気氏が出演しているのをみていたんですが、「作品をつくるときどんなことを心がけているか」という質問に対して、

「世界中の人々(大衆)が心の中で思っているけれど、口にはださない、形になっていない思いを表現したい」

といった趣旨のことを話していました。

私は映画の中から、世界中の人々の形にならない思いを受け取ったのだと思います。そして、自分の中にもあったその思いが形になったのだと感じます。

勝手な解釈かもしれないけれど。

震災を含め、ほかの様々な不慮の出来事によって悲しい思いをした人々。そして、それによって胸を痛めた人々。

そんな世界中の人々の声にならない声を代弁したからこそ、「君の名は。」がヒットしたのではないでしょうか。

 思いを形にするということ。

世界中の人々の声にならない思いが形になったら、それが強い力となって世界を変えていくことができるかもしれない。

そんなことは、きれいごとかもしれない。

でも。

実際、頭の中で考えるだけじゃなく、このブログや手帳に思いや考えを書いて形にしてみる…ということを最近続けていますが、これまでになく自分の心が動き、行動に表れて、少しずつでも自分が変わっているのを実感しています。

姿勢をよくすると体も心もきれいに整う!自分を変えたいなら意識する力を利用する。こんにちは〜! いつも読んでいただきありがとうございます。 3月になって少しずつ空気が春めいてきたことがうれしくて、子どもた...

だから、ひとりひとりの思いや、それによる行動が微々たるものでも、世界中あわせたら、すごい力が発揮できるのではと思うし、そうであってほしいと信じたい。

自分にできることってなんだろう?

実は私の親戚にも被災した方がいて、いまだに元の生活に戻れていません。その親戚は自力で歩きだしているのですが、自分の無力さを感じずにはいられず。

かといって、今は自分自身も、子どものこと、身のまわりのことで精一杯なのが本音です。

今回、改めて防災グッズを家族みんなで見直し、子どもに防災意識について伝えることで、今後、家族やほかの誰かの命を守ることにつながるのではと考えました。

わが家の防災意識を見直す。

わが家の防災グッズが入ったリュックは、私が大学に入り1人暮らしするにあたって、心配した祖父が用意してくれたもの。かれこれ10年以上前のものになります。

中身は、

  • 乾パン
  • 手回しバッテリー付のラジオ
  • 救急箱
  • 軍手
  • 折りたたみヘルメット
  • 生理用品

などでしたが、お恥ずかしいことに、乾パンは2008年に賞味期限が切れていました。ためしに開けて少しかじってみたところ、食べられなくはないけれど風味がかなり落ちていました。

忙しさにかまけて、防災意識があまりに低かったことがわかりました。私自身、東日本大震災の当日は職場で地震を経験し、うまれて初めて命の危機を感じました。その後はライフラインが乱れ、ものが店頭からなくなり…。あんなにこわく不安な思いをしたにもかかわらず…です。

この事実を深く受け止め、防災について書かれた複数のサイトを調べました。子どもがいる家庭での防災について調べてみると、他にも不備がいくつもありました。

そこで、不備について家族で話し合い、以下のとおり防災意識の見直しをしました。

  • 食料や水、日用品、下着などはライフラインが止まった場合、最低でも3日分は用意が必要。
  • 水は用意してあったが、全部で12Lと少ない。1人あたり1日4Lと考えると、最低でも、4L×4人×3日分=48Lが必要。
  • 食料はレトルトカレー、ごはん、グラノーラ、ゼリー飲料など子どもも食べやすいものをそろえておき、定期的に食べては補充するローリングストック方式にする。
  • 子どものことを考えた内容にアップデートしていなかった。オムツ、ウェットティッシュ、母子手帳などを加える。オムツ、ウェットティッシュもローリングストック方式にする。
  • 現金を用意しておく。
  • 今後、防災グッズの見直しは防災意識の高まる3月と9月とする。3月は春夏9月は秋冬を想定して内容を変更する。
  • 今回は、春夏を想定しているので、虫よけスプレーなどを追加。
  • 防災グッズの保管場所は取り出しやすい玄関脇の収納スペース車のトランク(温度変化を嫌う食料や薬は除く)とする。
  • ふだんから防災を意識して、持ち物を考える。

ちょうど無印良品週間だったこともあり、レトルト食品も購入。初めての味は1度試してみて、おいしければ追加したいと思います。

さいごに。

被災された方々のお気持ちを思うと、私のような者が軽々しく言える立場ではないとわかってはいるのですが。

それでも、あえて書かせてください。

1日も早く、みなさんに心晴れる日常が戻りますよう、心からお祈りしています。



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ABOUT ME
マイミ
1983年うまれ。薬学部出身、ふつーのデスクワーク会社員。考え方や生活を見直して、家族みんなの心と体を整えたいと日々模索中。スーパーポジティブな夫と、3人のやんちゃ男子(10歳、7歳、4歳)と小さな一軒家でくらしています。趣味はカフェでのんびり、おさんぽ、空をながめること。このブログでは、3人男子育て、時短ワーママ経験から得た情報を共有しています。あなたの心も晴れますように☀︎

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