【子どもの入院③】子どもが入院して考えたこと。

先日、二男が熱性けいれんで入院しました。

そのときの経過はこちらから↓

【子どもの入院①】子どもが熱性けいれんで入院。経過と注意点。
【子どもの入院②】2回目の熱性けいれん~入院の経過。退院後の経過。熱性けいれんの注意点まとめ。

私自身、これまで出産のときをのぞいては、入院の経験がなく、子どもが入院することも初めてでした。

病院という場所で長い時間を過ごすと、頭の中にいろいろな考えが浮かんでは消え…。

完全に頭から消えないうちに、書き留めておこうと思います。

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テレビがない生活は頭がクリアになった。そして、ひさしぶりに子どもとちゃんと向き合えた気がした。

病室にテレビはありましたが、有料だったこともあり、テレビはつけずに過ごしました。

ふだん、家で子どもと過ごすとき、特に二男はまだおしゃべりできないので、なんだか音がないのがさみしくて、みたい番組もないのに、だらだらとテレビをつけてしまっていたんです。

でも、テレビをつけながら子どもの相手をしたり、家事をしたりしてると、なんだか頭がずっとざわざわした感じで、なんだか落ち着かない。

入院中、強制的にテレビデトックスすると頭がひさしぶりにクリアで、テレビによそ見することなく、子どもの顔も、様子も、いつもよりちゃんとみることができました。

テレビは視聴者が注目するように作られてるもの。

私みたいに注意力散漫になってしまうひとは、やっぱりテレビつけながら何かするってのは無理なんだと思いました。脳みそがついてかない。

退院してからは、だらだらテレビはやめて、みたい番組だけみるようにしてます。

なかなか快適です。

おもちゃに頼らないあそびを開発できた。あるものを使って、工夫するたのしさも発見!

入院していた病院は、おもちゃなどの持ち込みはOKだったので、二男の好きなブロックや車などを持っていったのですが、そんなに量はもっていけないのですぐに飽きるし、なにせ二男はなんでもぽいぽい投げ捨てるのがお好きな時期(汗)

ベッドの柵の外へぽいぽいおもちゃを投げてしまうので、おもちゃはしばらく封印…。

そうなると、1歳の二男と遊ぶには、そこらへんにあるものや自分の体を使うしかない。

ということで、こんなことして遊んでました。

  • 指と指をぴーっと言いながらくっつけて、E.Tごっこ。
  • 私のカーディガンのボタンを二男がみつけてさわってきたので、おすたびに「ぴっ!」「ぶーっ」など口で効果音をだしてあげる。
  • タオルを使って、頭の上で「うさぎさんの耳~」、鼻につけて「ぞうさんのお鼻~」、おしりにつけて「お馬さんのしっぽ~」
  • ものすごくおおげさに、いないいないばー!体全体でふりかえる勢いで。

…とまぁ書いてて、くだらないなぁと思ってしまうんですが、それでも二男はものすごくよろこんでくれました。調子悪いだろうに、遊んであげると笑ってくれて、その笑顔に私の方が励まされましたし、なんだか泣きたくなりました。

あと、私もおおげさに表情つくったり、声をだしたり、体をつかったりするので、ストレス発散になりました。(もちろん、病院なので常識の範囲内ですが。病室は2人部屋だったのですが、たまたまもうひとつのベッドがあいていたので、個室状態だったんです)

ふだん、どれだけおもちゃやテレビにたよって子どもと遊んでいたか。

おもちゃがないならないで、あるものを工夫することで、子どもも発見があったりするんですよね。そういう遊び方は無限大だし、おとなも頭を使って、子どもが喜んでくれたらうれしくなって…もっと絆が深まる。

これからも、そんな遊びをもっとしてあげたいと思いました。

子どもと向き合うって、奥が深い。

病院の夜は長い。コードレスのモニタリングってできないのかな。

二男は高熱があるため、入院中の夜中は特にずっとぐずぐずしていました。

それに加え、点滴のチューブや心拍数、血中酸素濃度などをモニタリングするためのコードにつながれているため、寝がえりするたびに体にコード類がからまり、すぐにコードが抜けてしまって、看護師さんを何度も呼びました。

いろんなコードにつながれている姿は、それだけで痛々しく、動けないでぐずぐずしているのもかわいそうで。

二男は卒乳前なので、授乳でぐずぐずをなだめて寝かしつけましたが、もし授乳できなかったら、抱っこするしかないという状況。でも、コード類があるため、抱っこで移動できる範囲もかなり限られています。私もほとんど眠れず、夜が本当に長く感じられました。

ふと、コードレスのモニタリングシステムがあればいいのに、と思いました。最近の通信技術の発達を思えば、もう開発されていてあたりまえと思ったのです。

退院してから調べてみましたが、日本ではまだ実用にいたっていないとのこと。技術というより、通信に使われる周波数帯域や法律などの整備が遅れていることが問題のようです。

そんなことを思っていたら、今度は頭の中にばあちゃんの声がしました。

「みんなに迷惑かけてすまねぇなぁ…だからもう帰ってもいいかなぁ」

実は、年末から父方の祖母が胆石で膵炎を起こしてしまい入院しているのです。膵炎自体は命にかかわるものではありませんでした。でも、入院中に脳梗塞を起こし、呼吸は自分でできるものの、意識はもう戻らないという状態に…。

脳梗塞の詳しい原因はわかりませんが、入院で長く体を動かせない状態だったことも一因なのではないかと私は考えています。

90歳と高齢のため、自分で点滴チューブを抜いてしまうことがあったらしく、特に夜間は手足をベッドにしばりつけた状態だったそうです。高齢の方の看護は、そういった面でとても大変であることは理解していますし、現場ではよくあることなのだと思います。

点滴のチューブはしかたないとしても、もしコードレスで生体モニタリングできていたら。もう少し体を動かせていたかな…ばあちゃんのストレスも少しやわらいでたかな。体をしばられなくてもすんだかな。そしたら、今頃退院して、またかわいい笑顔がみられたかな。

もしかしたら…を考えても、もうどうしようもないことなのですが。

ばあちゃんは、今頃ひとり病院で、意識のない脳で何を考えているかな…さみしいだろうな…家に帰りたがってるだろうな…

二男と一緒に、小児病棟の小さなベッドでそんなことも考えて、涙がでました。

小さい子どもも、お年寄りも、もちろん大のおとなにとっても、少しでも入院生活が快適になれば、その分、回復が早くなったり、合併症を起こすリスクも減るのではと思います。

その一歩として、モニタリングシステムのコードレス化が早く進むように祈ります。

おわりに。

子どもが入院した話が、ものすごく長くなってしまいました。

もっと手短に書くつもりだったのですが、いろんな衝撃や疑問や、不安やもやもやが頭をよぎって、これを書き留めておかないと…!という気持ちがだんだん強くなってしまいました。

入院中、子どもはもちろんですが、付き添いした親も、心身ともに削られる思いでした。

もっと長い入院されている方は、本当に言い尽くせないご苦労、ご心配、あることと思います。

この一連の記事が、どなたかのお役に立つことを祈りつつ、共有します。

でも本当は、みなさんが健康で、これらの記事が役立つことがないのが1番です。

長々とお付き合い、ありがとうございました。

次回からはまた、みなさんの心が晴れる情報をお伝えできればと思います。

それでは、今日も心晴れる1日を:)