じろちゃんはチック症①【小3から投薬治療】

真ん中っ子の二男じろちゃんはチック症です。

二男のチック症の経過をメモするシリーズです。

チック症とは

体の一部が勝手に動いてしまう（動かしたくなくてもやめられない）

鼻やノドを鳴らす、足や肩・首を動かすなど。

奇声や言ってはいけない言葉を言ってしまうなど。

男の子に起きやすいが、一時的で自然に治ることも多い。

きっかけは風邪後の鼻すすり

二男のチック症が始まったのは、年長さんの12月。

もう少しで保育園卒業、最後の発表会がある頃でした。

風邪をひいたのをきっかけに、鼻をすんすんとすすることが増え、なかなか風邪治らないなぁと思っていたら、保育園の担任の先生から

「チック症かも」

と言われました。

生活に支障がでるようなら受診した方がよいと教えてもらったけれど、調べると自然に治ることも多いと聞き、ひとまず様子をみることに。

そして、様子見しているうちに、あっという間に2年が過ぎていました。

多彩なチック症状

その間、少しずつチックの症状も増えていました。

鼻をすする症状が治ったかと思えば、首や肩、ひざをかくっとしたり、のどを「んっ、んっ」と鳴らしたり。

ひとつの症状がおさまったら別の症状に移行するような「ブーム」をみせます。

多彩な症状をみせつつも、「生活に支障をきたすほどではないかな」と、また様子をみてしまって。

担任の先生との面談でも、そこまで気にならないという話だったし。

なにより、受診したら薬で治療するのが色々心配で、なかなか病院へ行く勇気がでなかったんです。

いま思えば、もうすこし早く動いてあげられてたらなと思います。

先生から叱られた

ちょうど2年生の終わり頃、担任の先生から理不尽に注意されることがありました。

あごを大きくあけてしまう症状の時期で、

「変顔する時間じゃない」

と叱られたと。

そう言ってくやしそうに泣く二男をみて、胸がきゅっとなりました。

瞬間的に「受診しなければ」と思いました。

担任の先生へは、チック症についての説明や、見守ってもらえるようにお願いはしていたものの、先生も認識が甘かったようです。

二男が理不尽な扱いを受けないようにと、ついに受診を決めました。

最初は近くの小児科へ、それから紹介状を書いてもらって地域の大きめの病院に通院することになりました。

②へつづきます。