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笑顔になれる むすこ子育て

子どもの理不尽な怒りは「いなす」べし

うちの子、特に二男はよく怒る子です。

大人からすると、とても理不尽に怒ってるようにみえます。

そんなとき、私はとてもいたたまれない気持ちになります。

どうしてそんなに怒るの?

なんで私が怒られないといけないの?

そんなとき、魔法の呪文を唱えるようにしています。

マニウケナイ

理不尽な子どもの言葉は、マニウケナイ。

「いなす」べし。

「真に受けない」というと、

「真剣に聞かない」「聞き流す」

というニュアンスがあると思うので、誤解をまねくかもしれないけれど、そうではなくて。

子どもの表面上の「怒り」という感情を真正面から受け止めるのではなく、

その奥底にある本当の気持ちを探る。

その努力をおしまない、という姿勢が大事だなと思うのです。

そんなこと言って、いつも上手にいなせているわけではないけれど、これを意識するようになってだいぶ楽になりました。

怒りの感情の奥にあるもの

例えると、理不尽な子の言葉はドッヂボールみたいなものです。

豪速球をお腹でぼすっと受けるとめちゃくちゃ痛いし、受け止めきれずに跳ね返ってアウトになってしまうこともある。

でも、上手によけたり、胸などの比較的ダメージの少ない所でボールの勢いをころして受ける、とあまり痛くないですよね。

大人もふくめ、ヒトは感情の表現がうまくいかないとき、ひとまず「怒る」ことで気持ちを表すことがあります。

感情表現の幅がせまい子どもなら、尚更です。

理不尽に怒っている子どもと向き合うとき、親である私たちは、色んなことが心配になります。

こんな小さなことで怒っていて大丈夫?

心がせまいのでは?

将来、キレやすい子になるのでは?

いえいえ、大丈夫です。

ちゃんと感情を受け止めてもらえた子どもは、安心して気持ちも安定するし、本当の気持ちの表現が上手になっていきます。

むしろ、ここで同じ土俵にあがってしまい、大声でケンカのような言い合いになると逆効果です。

事態も悪化するし、子どもも親に「わかってもらえない」気持ちが大きくなってしまいます。

先日、こんなことがありました。

うちの小学生3兄弟が算数検定、数学検定を受けることになりました。

うちの子たちは中学受験を考えていないので、日頃の勉強の目標作りが目的でもあります。

試験当日、小6長男と、小1の三男はわりと落ち着いていたのだけど、

「算数検定、受けない!」

と言い出しました。

たぶんここにきて、ちゃんと試験に受かるのか急に不安になってきたんでしょうね。

このときは、二男の本心が簡単に想像がつきました。

ここで、今までの私なら

「えー!なにいってんの!」

「(もう受けるってお金も払ってるんだし)受けないとかナシだよ…」

と、絶対に受けさせる勢いで言ってしまっていたと思うのですが…

でも、ここで「マニウケナイ」です。

カタカナで書くと、ちょっと魔法の呪文感がある。

私は「マニウケナイ」を唱えた…!

「算数検定、受けない!」

「そうかそうか〜緊張してるのかい?」

「緊張してない!」

「あ、そうなのか。ごめん。

不安なことがあるの?」

「ない!」

うちの二男あるあるなんだけど、こうなると、なかなか素直になれないみたいです。

ほんとは心配で心が溢れそうなのに、ない!と強がってしまう。

そうなったら引けなくて、堂々巡り。

なので、これ以上は詰めない。

少し放っておいて、気持ちの整理がつくのを待ちました。

お腹が空いていそうなら、なにか食べさせるのも効果があります。

お腹がすくと、大人もイライラするしね。

このときは、ちょうどランチ前だったから、きっとお腹がすいたのも重なったのでしょう。

しばらくソファで、ふて寝していたけど、そのうちごはんを食べだして、いつのまにか普通に兄弟たちと話し始めていました。

たぶん、ここで同じ土俵に立っていたら、いや、同じドッヂボールコートに立って豪速球を受けていたら、もっとこじらせていたと思います。

どちらかというと、観戦して応援してるヒトぐらいの立ち位置でいいのかも。

ボールを受けることもしない。

流れ球に気をつけながら、選手自身を応援していればいい。

とはいえ、私がこんなふうに思考をスイッチできたのは、最近のことなのです。

ここのところ、思うことあって、子どものメンタルコーチングの本を読んでる影響です。

以前は、子どもの言葉にまっすぐ向き合おうとしすぎていたと思います。

真摯に向き合うことが、子どもに対する親の責任で、それを子も望んでいると信じてました。

いや、子どもの言葉を適当にあしらって、適当に気を紛らわせればいいってわけじゃないんだよ。

子どもが理不尽に怒ってる(ようにみえる)とき、その奥側に透けてみえる「ほんとの気持ち」を、みつめる努力をおしまないこと。

なんじゃないかな。

でも、こんな対応でよかったのかなって、ひとり反省会することもしばしばです。

テキトーじゃなく、いなす。

しっかり観察して、自分を律して、言葉を選ぶ。

顔面でボールを受けちゃうときよあるけれど、今日も鼻血ふきふき、前を向くのです。

それでは今日も、こころ晴れる1日を😃



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ABOUT ME
マイミ
1983年うまれ。薬学部出身、ふつーのデスクワーク会社員。考え方や生活を見直して、家族みんなの心と体を整えたいと日々模索中。スーパーポジティブな夫と、3人のやんちゃ男子(10歳、7歳、4歳)と小さな一軒家でくらしています。趣味はカフェでのんびり、おさんぽ、空をながめること。このブログでは、3人男子育て、時短ワーママ経験から得た情報を共有しています。あなたの心も晴れますように☀︎

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