こんにちは!
小学生男子3人育児×共働きで日々わーわーしているマイミです。
うちは「中学受験せず、高校受験をみすえて家庭学習中心に、楽しく勉強習慣を身につける!」という方針でがんばっています。
「小1で数検って、ちょっと早いかな?」
そう思いながらも、算数が好きそうな三男の様子を見て、思い切って受けさせてみました。
結果、わが家の三男(小1)は6月に数検(算数検定)11級に初挑戦して、見事合格!
ただ、そこに至るまでには色々と壁もありました。
この記事では、数検デビューをしたときのリアルな勉強法・使った教材・やってよかった工夫をわかりやすくまとめています。
これから受けようかな?と思っている方の参考になればうれしいです
算数検定(数検)11級の出題範囲と難易度
数検11級は「小学1年生レベル」の内容。
足し算・引き算・数の順番・時計の読み方など、学校で習う範囲を中心に出題されます。
個数や順番、整数の意味と表し方、整数のたし算・ひき算、長さ・広さ・水の量などの比較、時計の見方、身の回りにあるものの形とその構成、前後・左右などの位置の理解、個数を表す簡単なグラフ など
ものすごく難問がでるわけではないので、家庭で先取り学習しつつ、その達成度をみたり目標にしたりするのに最適だなと思っています。
ただし、文章問題を読んで理解する力が必要になるため、計算よりも読解力でつまずく可能性が高いという印象です。
小1がつまずきやすいポイントは“読む力”
うちの子も、七田式プリントで計算はできていたものの、
「ひとつ・ふたつ」という数え方や、「1個」「1枚」といった数え方や単位の理解があいまいでした。
答えには「◯こ」「△つ」など、求められている単位まで書くのがつい抜けちゃうんですね。
読んで・考えて・書く、この3ステップを練習しておくと安心です。

数検11級の勉強法|小1でも楽しくできた工夫
数検対策は“がっつり勉強”ではなく、生活の延長でゆるく続けるのがコツ。
わが家が実際にやってみて効果的だった方法を紹介します。
かわいいイラスト付きテキストで楽しく学ぶ
テキストはまず「見た目の楽しさ」から選びました。
かわいいイラストが入っている教材なら、
気軽に楽しく勉強する気持ちが続くかなぁと。
このテキストは単元ごとに解説と例題、演習がコンパクトにまとまっていてよかったでふ。
過去問で“テスト慣れ”をしておく
はじめての試験では、テストの形式に慣れることがとても大切と感じました。
過去問を使って、
・名前を書く練習
・答えをマスに書く練習
・時間をはかって解く練習
をしておくと、本番で落ち着いて取り組めます。
時間を測って、時間内(数検11級は40分)に終わるか?見直しの時間はあるか?など、リハーサルしておき、対策すると安心です。

名前の記入や見直しの練習も大事
うっかりミスを防ぐには、「見直し習慣」をセットで身につけることが大事になってきます。
最初は親が横で声かけして、「できた→見直す」を習慣づけていきましょう。
うちもそうなのですが「見直す」という意味自体わかっていない場合もあるので、丁寧めに教えておくのが無難です。
家庭学習のコツ|がんばりすぎない“ゆる勉”が続く秘訣
勉強時間を長くとるよりも、短くても毎日コツコツ続けるほうが合格に近づきます。
完璧より“コツコツ”が合格への近道
数検の問題は、基本問題の配点が高め。
応用問題ができなくても、基本をしっかり解ければ合格できます。
公式ホームページによると、11級の合格基準は全体の70%程度。
三男は100点じゃないと受からない!と思い込んで不安になっていたので、事前に伝えることで安心したようでした。
「満点じゃなくても大丈夫」と伝えておくと、気持ちがラクになります。
毎日の習慣づけは「1問だけ」からでOK
忙しい日でも、「1問だけ」「3分だけ」でOKとしました。
ハードルを下げて、親も子もストレスなく続けられることを重視しました。
親の関わり方も大事|教える人を変えるのもアリ

わが家では、母が教えるとケンカになるタイプ(笑)だったので、父が中心になって教えました。
兄たちもそれぞれ数検を受けていたので、家族全員で“おうち数検タイム”を楽しみました。
数検当日の流れ|小学生は付き添いできる?

試験前の準備と持ち物チェック
受験当日は、筆記用具・受験票を忘れずに。
11級は、えんぴつ、消しゴム以外に定規が必須になっているので一応注意です(11級では定規を使う問題はでないと思われますが)。
当日のようすと親のサポート範囲
会場によって違いがあるかもしれないのですが、三男が受験した会場では、低学年の場合、会場で名前の記入まで保護者が付き添いOKでした。
筆記用具を一緒に準備して、バーコードシールを回答用紙に貼ったり、名前を書いたりするところまでやってから親は退場しました。
あと、リラックスしていどむためにも時間に余裕をもつのが大事でした!
バタバタしているとないがしろになりがちですが、試験の前のトイレも忘れずに!
試験後のようす
初受験の三男は、緊張しながらもがんばりました。
会場では保護者は試験開始前に退場ですが、試験後に迎えに行くと「ぜんぶできた!」とニコニコ。
(実際は7割くらいでしたが…笑)
達成感と満足感でいっぱいの笑顔がまぶしかったです!
試験後は「おつかれさま」で達成感を共有

試験後はレストランで“おつかれさま会”。
ジュースで乾杯して、大好きなハンバーグでお疲れさまをしました。(勉強みるのをがんばった、私と夫もお疲れさまだよ…!)
努力をねぎらうことで、「また挑戦したい!」という気持ちが育ちます。
数検を受けてよかったこと|小1でも得られた3つの成長
数検を通して感じたのは、「挑戦する力」と「自信」が育つということ。
目標に向かって努力する経験ができた
テストという“ゴール”があることで、目標意識を持てました。
学校以外の場で“テスト慣れ”ができた
まだ1年生ですが、試験会場という特別な環境で、集中力を保つ練習にもなりました。
算数得意かも!という自信が育った
たとえ思い込みでもいいんです。
「できた!」の積み重ねが、自己肯定感アップにつながると信じています。
反省点|スケジュール管理と親の余裕がカギ
理解に時間がかかることを前提にスケジュールを立てる
うちの三男の場合、思っているより進みがゆっくりでした。
余裕をもって3〜6ヶ月前から始めると安心だったなと。
また、小学校に入学したては学校生活に慣れたり、宿題をやったりするだけで大変だったりするので様子をみながらがよさそうです。
焦りは禁物。楽しい声かけを意識
親の焦りは子どもに伝わることを再認識しました。
「できなくても大丈夫」「がんばってるね」とポジティブに声かけするだけで、やる気が変わります。
むずかしいんだけれど、そのためにも時間と心の余裕をもつ意識が大事ですね。
まとめ|がんばりすぎず、親子でチャレンジを楽しもう
小1で数検を受けるのは、ハードルが高そうに見えて実はいい経験。
大切なのは、“合格”よりも“挑戦してみた”という気持ちです。
完璧を求めず、ゆるく続ける。
それでも、ちゃんと結果はついてきます。
受験料はかかりますが、受験よりも気楽に受けられるし、もしダメだった時も「じゃあその後どうしようかな?」と考え立ち上がる練習にもなります。
前向きな声かけで再挑戦していけば問題なし!
がんばりすぎず、親子で楽しく。
そんな“はじめての数検体験”を、ぜひ味わってみてください。
わが家では今後も3兄弟で少しずつ数検のランクアップをねらって勉強を続ける予定です。
もし同じようにチャレンジしてるご家庭があったら一緒にがんばりましょうね♪
それでは今日も心晴れる1日を。
もしよかったら、ほかの数検関係の記事も参考にしてみてください。
>>三男が算数好きな理由は七田式プリントをコツコツやってきたおかげです


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