こんにちは〜!
いちごが大好きな1歳の二男。
おいしそうにかぶりつく姿はほほえましいのですが、いちごの赤い汁ってなかなか手強かったりしますよね(涙)
わが家はドラム式洗濯機なのですが、アルカリ洗濯(セスキ炭酸ソーダや過炭酸ナトリウムを使った洗濯方法)を実践しています。
ドラム式洗濯機でのアルカリ洗濯は少し工夫がいるのですが、環境にやさしく、汚れや匂いの落ちも問題ないです。いちごの汚れも落ちます!
今回は、ドラム式洗濯機でアルカリ洗濯を行う方法についてお伝えします。
アルカリ洗濯とは
セスキ炭酸ソーダや過炭酸ナトリウム(粉末の酸素系漂白剤)で洗濯する方法です。
一般的な家庭の汚れであれば、洗剤を使わなくても、アルカリ剤だけで十分汚れがおちます。
アルカリ洗濯のメリット
油汚れや皮脂汚れ、たんぱく質汚れに強い
アルカリ剤は界面活性剤が含まれていませんが、これらを落とす力が強いのが特徴です。
- 皮脂汚れ:エリやソデなどにつくことが多い。
- 油汚れ:油ものをこぼしたときなど。
- タンパク質汚れ:垢や血液など。
環境にやさしい
子どもがうまれてから、子どもの将来の地球について真剣に考えるようになりました。
- この子たちが大きくなったとき、どんな環境で生活するようになるんだろう?
- できるだけ、健康的な生活ができるように、いま自分にできることはないのかな?
そう考えたとき、毎日使う洗剤もなるべく環境によいものを…と選ぶようになりました。
アルカリ剤は無機物で、環境中にそのままの形で存在できます。
一方、石けんや洗剤は有機物で、自然界に放出された場合、微生物による分解が必要です。その際に酸素が多量に必要となり、水中の生物に悪影響がでてしまいます。生物がいない環境では、有機物はそのまま腐ってヘドロとなったり、有害なガスを発生させたりして生物が住めない環境となってしまいます。
でも、アルカリ剤も多量となれば環境にまったく関与しないわけではありません。何事も節度をもって使用することが大事ですよね。
アルカリ洗濯の手順
一般的に、アルカリ洗濯はつけこみが必要とされています。
セスキ炭酸ソーダは3時間以上、過炭酸ナトリウムは30分以上。
でも、わが家ではなかなかつけこみする時間やタイミングをとるのがむずかしく、普段はつけこみ洗いをしていません。
つけこみ洗いしなくても、こんな感じでいちご食べこぼしなどもきれいになります。
《洗濯前》
《半日放置した後つけこみなしでアルカリ洗濯》
子どもが激しく汚したり、おもらししてしまった場合などは、洗剤(後述します)で軽くもみ洗い後、タライでセスキ炭酸ソーダまたは過炭酸ナトリウムにつけこみ、洗濯機で他のものと一緒にアルカリ洗濯しています。
わが家の洗濯手順
わが家の洗濯事情は…
- 家族の人数:大人2人、幼児2人(長男は保育園)
- 洗濯機:ドラム式洗濯機(Panasonic NA-VX8600R)※NA-VX8600Rは生産終了です。2017年3月現在、この後継機であるNA-VX8700R-Wが販売されています。
パナソニック
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- 洗濯頻度:1日1〜2回
- 乾燥機使用頻度:1日1回深夜
- 乾燥するもの、しないものに分けるため、洗濯カゴ2コ使用。
1回目:普通の洋服など
- 長男が保育園から帰ってきたら、洋服(週末は帽子やシーツなども)を洗濯機に入れる。
- ひどい汚れものは、洗剤でもみ洗いして、タライでアルカリにつけこんでおく。
- お風呂に入るときに、脱いだ洋服なども洗濯機に投入。
- セスキ炭酸ソーダを大さじ1杯程度、洗濯物の上からふりかける。
- 匂いや黒ずみなど気になる場合は、過炭酸ナトリウムを大さじ2杯程度、洗濯物の上からふりかける。
- セスキ炭酸ソーダのみの場合、普通に自動で『洗濯のみ』開始。過炭酸ソーダをプラスした場合は、水温40℃以上にしないと溶けないため、加温機能を使用する。
- 洗濯終了後、シワ伸ばしのため30分だけ乾燥。
- 室内干し(子ども寝かしつけ後に主に夫が干してくれています)
2回目:タオル、下着、靴下など乾燥するもの
- 『乾燥するもの』に入れておいたタオル、下着、靴下などを洗濯機に入れる。
- セスキ炭酸ソーダを大さじ1杯程度、洗濯物の上からふりかける。
- 過炭酸ナトリウムを大さじ2杯程度洗濯物の上からふりかける。
- 翌朝6時に乾燥が終わるように予約設定。水温40℃以上。
※夜中に洗う分は、子どもが使うお手拭きなど、保育園で使ってぬれたものも入れるので、かならず過炭酸ナトリウムも入れることにしています。
週末は洗剤を使う
アルカリ洗濯は軽い汚れ用なので、週末の洗濯時にはしっかり洗えるよう、洗剤(マルチ洗剤の松の力)を使っています。基本的に、平日洗濯のセスキ炭酸ソーダを洗剤に変えます。
柔軟剤について
以前は柔軟剤にけっこうお金をかけていましたが、最近はそこまでこだわらなくなり、柔軟剤をやめてしまいました。
やめてみたら、特に洗濯物の洗い上がりに不満もないです。匂いが残ってしまったものは、もう一度しっかり過炭酸ナトリウムでつけおきして洗えば気になりません。
タオルは少しごわつくかもしれませんが、むしろ夫はごわつくくらいが好きらしく。私も慣れてしまいました(笑)
ナチュラルな柔軟剤として、クエン酸やお酢を使用する方法もあるみたいです。また、アロマオイルを少量使ってもよさそう。
でも、今のところわが家ではこのまま香りなしでもいけそうです。
使用製品
わが家で使用しているのはこんな商品です。
セスキ炭酸ソーダ
地の塩社 2004-05-31
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過炭酸ナトリウム
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マルチ洗剤:松の力
Eco-Branch
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わが家はどどん!と大容量を買ってしまったのですが、最初は小さなサイズで試しました。
松の力
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アルカリ洗濯のコスパ
アルカリ剤、洗剤の単価は以下のとおりです。
- セスキ炭酸ソーダ:0.53円/g
- 過炭酸ナトリウム:0.65円/g
- 松の力(マルチ洗剤):1.11円/mL
洗濯1回に使用する金額はそれぞれこのようになります。
- セスキ炭酸ソーダ:約8円/15g(大さじ1杯)
- 過炭酸ナトリウム:約20円/30g(大さじ2杯)
- 松の力(マルチ洗剤):約17円/15mL
以上から、平日はアルカリ洗濯、週末は洗剤をプラスとすると、
- セスキ炭酸ソーダ:約320円/月40回洗濯
- 過炭酸ナトリウム:約600円/月30回洗濯
- 松の力(マルチ洗剤):約340円/月20回洗濯
- 合計1,260円/月
以前は、合成洗剤、液体酸素系漂白剤、柔軟剤を使っていて、合わせて、月に2,000円はかかっていました。
まぁ柔軟剤をやめたことが1番大きいんですが(笑)
でも、アルカリ剤と松の力は、多用途に使えることが最大のメリット!
わが家では洗濯のほかにも、
- セスキ炭酸ソーダ:水に溶かしたものでキッチンの拭きそうじ。粉末を少量ゴミ箱に投入して臭い対策。
- 過炭酸ナトリウム:食洗器の洗剤として。食器の漂白・茶渋とり。排水溝ザルのぬめりとり。
- 松の力(マルチ洗剤):食器洗い。ハンドソープ。ボディソープ。
といったぐあいに、マルチに利用しています。
こうすることで、家じゅうの洗剤の管理がらくちんで、買い物も悩まず時間短縮になりました。
以上をトータルで考えて、アルカリ洗濯はコスパがいいといえると思います。
アルカリ洗濯をドラム式洗濯機で行う場合の注意点
参考サイトhttp://www.live-science.com/honkan/jissen/040alkali.html おわりに最初は、洗剤を少なくエコなものにしたくて始めたアルカリ洗濯でしたが、だんだん実験しているようで楽しくなって、今ではすっかりはまってしまいました(笑) 少し工夫がいりますが、慣れてしまえば簡単です。 ドラム式洗濯機でもできるし、コスパもいいアルカリ洗濯。 もしよろしければ、取り入れてみてくださいね♪ それでは、今日も心晴れる1日を:) |
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