小学生の3人男子をわーわー子育て中のマイミです。
さて、夏休みなど必ずでるのが絵日記の宿題。
うちは男の子ということもあるのか自分の感情を文章にするのが苦手なようで、毎年、日記の宿題に苦労してきました。
特に小学1年生は文字も文章も書くことになれていないため、とてもハードルが高くなっています。
そこで、なるべく労力をかけずに楽しく文章を書くことになれるという目標のもと工夫してたどりついたのが、
いきなり机に向かって文章を書き出すのではなく、先によーく話を聞くこと
つまりインタビューしてから絵日記を書く!でした。
それではくわしくいってみましょう。
ポイント① なるはやでインタビュー
まず日記に書く題材を決めたら、なるべくそのイベントから時間をおかずにインタビューしていきます。
やはり感想は新鮮さが命。
例えば、おでかけしたら、帰りの車の中や帰宅後にごはんを食べながらなど、なるべくその日のうちが理想的です。
記憶が新鮮なほど思い出す労力も小さくてすむのでハードルが下がるし、素直でステキな感想が聞けるので、鉄は熱いうちに打つのがおすすめです。
ポイント② 聞いたことは親がメモしてOK

もちろん子どもが自分で話しながら書けるならそれでもいいのですが、低学年にはなかなかにむずかしいのが実情かと思います。
小学低学年くらいだと、思い出しながら書くということがとてもむずかしく、日記を書くこと自体をめんどくさがったり、いやがったりすることも。
我が家もそれで、何度(私の)心がくじけたか…
小さなうちは1つの作業に集中したほうが作業が進みやすいんですよね。
そこで、子どもから聞いた話について私がほぼそのまま、スマホやパソコンにメモしています。
それを子どもが清書すればOKという考え。
ただし、注意しないといけないこともあります。
ポイント③ 「てにをは」や文章構成などはメモの段階で直さない
子どもの話をメモしているとき、自分で「てにをは」や文章構成など気になって直してしまいがちなのですが、なるべく我慢。
子どもの言葉をそのまま書いたほうが子どもらしく、いきいきした文章になります。多少、変な言い回しでもよし!
でも、あまりに文法的におかしい場合などは、後ほど一緒に確認しながらメモを直していくのがベターです。
その代わり、変な流れになりすぎないように、ある程度↓のようなテンプレを意識してインタビューしていきます。
ポイント④ いつ・だれが・だれと・どこで・なにを・どうした?…そして未来へ

いわゆる5W1H というやつです。
私はそこに「思ったこと」と「未来へ向けて」を追加して、子どもへインタビューするときに聞き出すようにしています。
基本的には、下記の順番のように聞くとスムーズです。
When:いつ(日時)
Who:だれが・だれと(登場人物)
Where:どこで(場所)
Why:なぜ(理由)
How:どのように(詳細)
What:何をした(イベント)
+Thoughts:感想(思ったこと)
+Future:未来へ向けて(今後どうしたいか)
「何をした」と「思ったこと」はリンクしているものなので、一緒に聞いたほうが聞きだしやすいです。
最後のT(感想)とF(未来に向けて)は、私がいつも子どもに文章を教えるときに意識しているもの。
特に、「今後のこと」を入れるとかなり文章としてよくなります。
(小6の長男からもお墨付き)
インタビューの例

先日、子どもたちと水族館にいったので、その日の夕飯のときに三男にインタビューしたときの流れです。
今日、誰とどこへいったっけ?
さんちゃん
お母さんとお兄ちゃんと水族館へいったよ
※メモとるときは「です・ます調」に直しています。
何をしてたのしかった?
さんちゃん
ぺんぎんをみてかわいかった
コブダイがでかかったです
大人なら「大きかった」としてしまいそうですが、子どもの「でかい」という表現がかわいかったのでそのまま採用しました。
ここで水族館での三男のようすを思い出して、少し追加で聞きだしてみました。
前に図鑑でみたトラフザメがみられたって言ってたよね?
どう思った??
(…考えてる)
さんちゃん
とらふざめ、みれてよかったです
日記なので、単調な感想でもあまり気にせず。
水族館いって、これからどうしたいって思った?
(正直これは、なかなか難しい質問かなと思ったのですが…)
さんちゃん
図鑑みて、危険生物をもっとしりたいとおもった!
おお!
なんかいい締めきたーーーー!!!
なんか男子って危険な生物好きですよね。。
ということで、こんな感じにメモりました。
ポイント⑤ 清書はあせらず
この方法、下書きメモさえできていれば、清書や絵は翌日以降でもよいと思える安心感が魅力なのです。
おでかけ当日は疲れているので下書きだけでとどめ、早めに休んで翌日以降に清書や絵をかくほうが、子どももぐずぐずしにくく親子ともに気持ちが楽です。
ポイント⑥ 絵は最後

わが家の場合、先にインタビューで全体のストーリーを固めてから最後に絵を描くようにしました。
すごく絵が好きで、先に絵を描いたほうがイメージがわくという場合は全然いいんですけどね。
わが家の息子たちは絵も文章もからきしなので、それなら「話すだけ」というハードル低めの文章のほうから攻める方針です。
全部できたら、よーく読んであげて、がんばって書いたね!すごくよくできてる!と認めてあげることも忘れずに。
作文や中学年以降にも応用できる
わが家の絵日記の書き方(主に低学年用)をお送りしました。
この方法、学年があがれば、家族と話した内容を自分で下書きとしてパソコンで打ってから清書するという方法に変換できます。
実際にうちの長男(6年)と二男(4年)もやっています。
そして、このインタビューからの文章立ち上げ方式、もう少し本腰すえてがんばれば、絵日記だけでなく作文にも応用可能。
もしよかったら、やってみてくださいね〜
それでは今日も心晴れる1日を:)
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