こんにちは。
じろちゃんの母です。
チック症シリーズの第5話は、「身近な家族にどう伝えるか」という、大事で悩ましいテーマを中心に、わが家で実践した工夫と気づきを記録しました。
私たちの体験が、同じように悩む方の参考になれば幸いです。
(※あくまで体験談です。対応の判断は医師や専門家へのご相談をおすすめします)
前回の記事はこちら▼

家族への伝え方と線引き
二男のチック症については、夫とは受診前からよく相談しながら進めてきました。しかし、ほかの家族への伝え方は、相手との関係性によって少しずつ調整しています。
チック症状は、周囲から指摘されることで本人が気にして悪化することもあります。
そのため、
「どんなタイミングで」「誰に」「どんなふうに」伝えるか?
必要に応じて接し方のポイントも共有する必要があると感じています。
わが家では、接する時間の長さや医療への知識の有無などを考えて、家族ごとに伝える範囲を線引きしました。
1.兄弟への伝え方
長男(現在 小学6年生)の場合
二男のチック症状が現れた当初、長男はまだ小学2年生でした。当時は「チック症」という言葉を伝えずに様子を見ていましたが、鼻すすりのクセが強くなったため、次のようにだけ伝えました。
「じろちゃん、鼻をすするクセが出ちゃってるけど、注意すると逆にひどくなるから、言わないでね」
現在は長男も成長し、親が二男について話すのを聞いて「チック症とはこういうものだな」と自然に理解してくれている感じがします。
特に何か特別に対応するわけでもなく、兄として自然に接してくれるのが心強いです。

三男(現在 小学1年生)の場合
三男は当時まだ3歳。
チック症の説明は難しいだろうと判断し、特に言及はしていません。
ですが、家族の会話から何となく感じ取っているようで、今は特に気にせず一緒に遊んでくれています。
2.実母への伝え方
実母は以前医療系の仕事をしていたため、チック症について初期から詳しく伝えていました。父には母から伝えてもらいました。
普段から実家にお泊まりに行く機会もあるので、以下のようにLINEでお願いしました。
――――――――――――
〈私のLINE〉
「なんか最近、じろちゃんのチック症状が強くでてて。
最初は鼻すすりだったんだけど、そのうち体をビクッとさせることもでてきて。
びっくりするかもだけど、あまり注意したり意識させない方がいいみたいだから、温かい目で見守ってやってください。
小学校入るストレスがあるのかなぁ…。
本人はすごく楽しみにしてるんだけどね。でも楽しみなことも、ドキドキはするだろうしストレスになることあるよね。
保育園でもひどくなってきたから、小児精神科でみてもらったらって担任の先生に言われちゃった。」
――――――――――――
母はすぐに理解してくれ、そっと見守ってくれています。
3.義父母への伝え方

夫の両親や兄弟とは、3ヶ月に1度会う程度です。
義父母や義理の兄弟には特に病名や治療内容までは伝えていません。
医療知識がないぶん、あらぬ誤解や余計な心配をかけたくないためです。
たぶん気になることはあるだろうと思うのですが、今のところ直接の指摘もなく、会うたびに温かく見守ってくれています。
以上、わが家の「家族へのチック症伝え方・線引き」の体験談でした。
家族構成や距離感、医療知識の有無によって、伝え方を工夫する参考になれば幸いです。
それでは今日も心晴れる1日を:)
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