30代ママおすすめの本

『また、同じ夢を見ていた(著:住野よる)』を読んだら幸せについて考えたくなった【書評】

こんにちは☀︎

男子3人育児奮闘中のマイミ(@maimi_cocohare)です。

本を読むことが好きで、たくさんの本から情報はもちろん、素敵な表現やひとの心の動きを読みとり、人生を豊かに過ごすのが目標です。

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さて今回は、住野よるさんの著書『また、同じ夢を見ていた』という本を読みました。

また、同じ夢を見ていた

また、同じ夢を見ていた

  • 作者:住野よる
  • 出版社:双葉社
  • 発売日: 2018年07月12日

 

住野よるさんと言えば、『君の膵臓をたべたい』で有名ですよね。

実は、有名どころの『君の膵臓をたべたい』はまだ読んでないのですが(・_・;

『また、同じ夢を見ていた』は、本屋さんでみかけて完全にフィーリングで手にとったのでした。

裏表紙にあった、

『幸せを探す物語』

という解説が気になって、つい購入。

なるべくネタバレしないように、私の感想メインで書きたいと思います。

どんな本?ざっくり言うと…

主人公の奈ノ花(なっちゃん)は、自他共に認めるかしこい小学生の女の子です。

終始、なっちゃんが1人称で語るスタイルになっていて、すいすい読み進められます。

なっちゃん目線で語られるストーリー、読み始めは「あれ?児童文学かな?」とも思っちゃったのですが、内容は深く濃く…。小学生くらいだと理解できないかもしれないですね(アバズレさんがでてくるあたり。)。

 

なっちゃんの口癖は、

「人生とは、〇〇みたいなものよね。」

例えば、

「人生ってプリンみたいなものってことね」

「どういう意味だい?」

「甘いところだけで美味しいのに、苦いところをありがたがる人もいる」

とか、子どもらしいんだけれど、その理由は機知に富んでいて、ちょっと皮肉っぽかったり、こんな小学生ほんとにいたらかしこすぎる(笑)

でも、かしこすぎて周りがバカばかりにみえてしまうなっちゃんには、学校に友達がいません。

そんななっちゃんの担任の先生(ひとみ先生)は心配して友達と一緒に学校から帰ることをすすめてみるけれど、

「人生とは、素晴らしい映画みたいなものよ」

〜〜〜

「お菓子があれば、一人でも十分楽しめるってことよ」

と軽くあしらわれてしまいます(かしこすぎる笑)。

そんななっちゃんにも、学校のそとに「友達」がいて…。

ひとみ先生が国語の授業で課題にした「幸せとはなんなのか?」について、その友達と一緒に考えていく中で、なっちゃんは本当の意味で「かしこく」成長していきます。

読み終わった後には、じんわり胸があたたかくなり、家族や自分にもっとやさしくしたくなるような物語でした。

私は、この本に幾度となく出てくる「子どもらしい中にもかしこさがにじみでる豊かな表現」が好きでした。

なっちゃんが幾度となく繰り出す「人生とは〜」発言が楽しみで、次々とページをめくっていました。

私が心に残った3つのポイント

①幸せって、なんなんだろう?

いつも本を読んだら、心に残ったことを忘れないよう、すぐに感想をアウトプットしようと思っているのですが。

今回は、この本のテーマでもある

幸せとはなんなのか?

について、自分もちゃんと考えたいと思い、3日間くらい考えてみました。

以下、ひとみ先生の国語の授業を受けているつもりで、自分なりに考えてみたことを書いてみたいと思います。

 

よく考えたら、幸せについて考えたのは結婚式以来かも。

結婚するとき、よく

「私、幸せになります!」

っていうけれど、みんな幸せってなんなのか具体的には考えてないんじゃないかな。

かくいう私は、ちゃんと考えていませんでした。

 

もちろん、幸せって1つの定義があるわけではありません。

それぞれ幸せを感じる瞬間はちがうし、その人の年齢や、その時々の環境にも左右されます。

私は、結婚後、男の子が3人生まれ、大変なこともあるけれど、夫と一緒に協力して子育てできています。

そんな現在の環境においての、自分の幸せの定義を考えてみると…

自分の好きなことを自由に選択できる

というのが、幸せなのかなぁと行き着きました。この目的のために、お金や時間がほしいと、ひとは思うのではないでしょうか?

つまり、お金や時間がたくさんあれば幸せなのではなく、好きなことを選択する手段として必要だから、お金や時間がほしいと思う。

私の場合、子どもが小さいので、色々ままならないことが多々ある毎日です。そういう意味では、自分の好きなこと(お茶飲んでゆっくり本を読む…とか)ができる時間がすごく限られているため、自由ではないともいえます。

でも、昔から子どもが3人ほしいなと思っていたのは自分だし、決めたのも自分。

だから私の場合、子育てできていること自体が幸せなこと。

それについて夫とも意見が合い、最大限協力してくれています。

そしてさらに、夫や子どもたちが幸せでいてくれたら私はもっともっと、幸せです。

じゃあ、特に子どもにとっての幸せって…?と考えが深まっていきました。

②子どもにとっての幸せとは

自分が子ども時代、何が幸せだったかなぁというと、親と一緒にいられる時間が幸せだったなと思います。

それはもう理由とかはなくて、小さいうちは無条件に親を慕い、そばに居られるだけで幸せになれるシステムになっているような気がします。

 

一方で、①で考えた「選択の自由」が幸せのひとつだとすると、大人にくらべ、子どもには好きに選択する自由が少ないのが現実です。

例えば、ごはんの前にお菓子が食べたい〜!とダダをこねられたりした場合。

親としては、毎回それをOKにしていたら、ごはんを食べずに栄養的にも心配だし、お菓子ばかり好む味覚になったら…という思考になります。

(私はよく、根負けしちゃうけど…。たまにならいいか…ってことにしています^^;)

というように、言い方はよくないですが、子どもが小さいうちはどうしても親の管理下にあります。

だから、もし子どもが選択できる場面があるとしたら、なるべく好きなものを選ばせてあげたいなと思いました。

なかなか子どもが服を着ないときでも、

「この服着なさい」

じゃなく、

「(2〜3着のうち)どれが着たい?」

と聞いてあげたい。その方が、子どもも選びやすく、やる気スイッチになるとも聞いたことがあります。

 

また、子どもが興味があるもの(人生を豊かにしていってくれるもの)をみつけ、いかにそれを伸ばしていくかについては、親がより多くの選択肢を提案してあげられるかが大切だと考えています。

そして、根気強く見守り、選んだ道を全力で応援してあげることが、難しいけれど必要なこと。

▽こちらの本で学びました

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それから、なんといっても、やっぱり子どもの場合は笑顔がバロメーターじゃないでしょうか。

子どもたちが笑顔になれること、たくさんしてあげたいなと思います。

「甘えさせてあげること」と「甘やかし」の違いについては、日々悩んでいるのでむずかしいところですが…。子どもたちを支配する気持ちじゃなく、よいバランスで関わっていきたいです。

そのためにも、子どもの人生を大きな視野でとらえ、総合的に幸せにしてあげられるように、自分の心も柔らかく、しなやかに鍛えていくことが重要だなぁと感じました。

③大切な人の味方でいること

そして、もうひとつ、この本のテーマかなと思うのが

大切な人の味方でいるためにはどうしたらいいの?

という、なっちゃんの疑問。

なっちゃんはとてもかしこいし、勇気もあるから、自分が正しいと思ったこと=正論」を相手に伝えることに何も疑問をもちません

むしろ、相手のために言ってあげてるのに!って憤慨するのです。

 

なっちゃんは、とある学校の友達について悩んでるのですが、私は子どもたちへの接し方に重ねて読んでしまいました

私は普段、あまり人に強く言えるタイプの人間ではありません。

けれど、子どもに対しては強く言いすぎてしまう傾向があって、悩みの種なのです…。

それは、もちろん「子どものため」と思い注意することなのですが、叱っているうちに次第にエスカレートしていくことがあります。そんな日は、叱った後、自分もとても凹みます…。

正直に言うと、「子どものため」という大義名分のもと、他の原因による自分のイライラをぶつけてしまうことも0ではないから。

お恥ずかしいことに、私が子どもを注意するときの態度が、正義感の強い小学生のなっちゃんと同じでした。

自分は子どもより賢いという漫然とした気持ちから、「指導」してしまっていたように思います。本当は、賢いというよりも、ただ子どもよりちょっと長く生きていて経験があるだけにすぎません。

本当に子どものためを思うなら、言い方ももっと優しくできるはずだし、長々とわかりにくいお説教する必要もないかもしれない。

もっと子どもの言動に寛容になり、子どもを信じて待つこと、そして、否定するばかりではなく、子どもの言い分にもっと耳を傾けるべきだと、改めて実感できました。

これまでの私は、子どもたちに「こういうのが、幸せでしょ?」と一方的に押し付けてきたのかもしれません。

それは、本当の意味で子どもたちの味方になっていることにはなりません。

これからは、一方的じゃなく、一緒に幸せを探していく方向で向き合っていけたらなと思います。

「いつも味方でいるよ」

って、子どもたちに言えるように。

こんなあなたにオススメです

さて、そんなわけで、本書は

日々の中で忘れかけていた幸せの定義

について、考えるきっかけを与えてくれました。

そして、幸せとは…と考えていく中で、子どもたちの幸せについても見直すことができました。

子どもの目線に立ち返ることもできるし、親となった今では、親の立場でも考えを改めることができる、素晴らしい本でした。

このタイミングでこの本に出会うことができたのは幸せなことだったなぁと感じます。

最近、めまぐるしく進む日常に忙殺されて「幸せってなんだっけ?」と考えていなかったママたちに、ぜひ読んでほしい1冊です。

また、同じ夢を見ていた

また、同じ夢を見ていた

  • 作者:住野よる
  • 出版社:双葉社
  • 発売日: 2018年07月12日

 

それでは、最後に「幸せとは…?」という疑問の結論について、なっちゃん風に締めてみたいと思います。

「幸せとは、ホテルのビュッフェみたいなものね。自分の意志で、たくさんの中から選べる方が楽しいもの」

…はい、失礼しました(*^_^*)。

 

それでは、今日も心晴れる1日を:)

(※引用はすべて『また、同じ夢を見ていた』住野よる著)



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マイミ
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30代なかばの会社員。マイナス思考になりやすいけど、考え方を少しずつ見直したり、生活を工夫したりして、家族みんながハッピーになれる生き方を模索中。ポジ夫(スーパーポジティブな夫。アラフォー)と、3人のやんちゃ男子(5歳、3歳、0歳)と一緒に、小さな一軒家でくらしています。趣味は思考アウトプット、料理、おさんぽ、空をながめること。

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