これまで、ブログの中で何度かぽろっと言ってきましたが、2歳の二男、まだ母乳を飲んでいます。
これをまわりに言うと、
「えっ!まだ飲んでるんだ!」
という反応されることがほとんど。
だけど、自分なりにいろいろ調べたり、まわりの声も聞きながらこれまで母乳を続けてきました。
これについては、みんなそれぞれの価値観があるし、記事にするかどうか悩んだのですが…自分の育児を考えるうえで避けては通れないなと。
ただ、ご理解いただきたいのは、この記事では母乳派をものすごく支持するわけでもないし、あたりまえだけどミルクを否定する気持ちはまったくありません。
事情があって、母乳が続けられないという方がいらっしゃるのもよくわかります(友人に何人かいます)。
ひとつの選択肢として、こういうひともいるんだなぁ〜という目でながめていただけるとうれしいです。
前置きがながくなりましたが、今回は、私の母乳に対する価値観やこれまでの経過などをまとめてみます。
私の場合は1歳すぎても母乳を続けているひとってなかなかまわりにいなくて。
これって大丈夫なのかなぁって心配になりながら、ネットで体験談を調べたりしていた記憶があるので、同じように不安に思ってるあなたにとって、少しでも何かしらの助けになれればと思っています。
わが家の場合
まずは、わが家の2人の息子たちの母乳歴をまとめてみます。
長男(2013年生)
生まれたばかりは私が陥没乳(もともと乳首がうもれている)だったため、うまく吸えませんでしたが、2ヶ月くらい吸わせ続けてなんとか完全母乳に。
8ヶ月で保育園に入園するためにひさしぶりにミルクを飲ませたら、牛乳アレルギーであることが判明し、病院で少しずつ乳製品を食べさせてなれさせる治療を行いました。
そんなこともあり、家ではずっと母乳、保育園ではアレルギー用ミルクを使っていました。
(今ではすっかりよくなり、乳製品も牛乳もなんでも大丈夫になりました)
長男が1歳10ヶ月の頃に二男を妊娠したため、ホルモンが変化したのか自然に母乳が止まりました。
長男に、
「パイパイでてる?」
と聞いたところ、
「でにゃい。」
と一言(笑)
そのまま、自然とフェードアウトして卒乳となりました。
二男(2016年生)
2歳2ヶ月現在、まだ母乳を続けています。
といっても、私は平日働いているため、朝や夜、二男が
「ぱいぱい!」
と求めてきたときだけ。
あまりよくないのかもしれないけど、楽なので夜中は添い乳です。
もう手慣れたもので、自分で服をぺろっとめくり、母乳を飲んで満足したら自分から去っていきます…(笑)
まさにドリンクバー状態。
長男のときは自然と卒乳したため、二男はどうやってパイパイ卒業するのか…⁉︎
見所です…!
職場復帰した私が母乳を続ける理由
さて、これにはいろいろ理由があって、どうやって書こうかだいぶ悩んだのですが。
でも、その根っこにある自分の気持ちを素直に表現したら、こんなふうになりました。
・夜泣きや病気のときなど、おっぱいがあると楽に寝せることができたから
・子どもがおっぱいを飲む姿がかわいすぎる♡
…ということで、私の場合、ほぼ自分目線というか…
自分が楽だから、楽しいから続けている
っていうのが1番の理由なんだなと。少なくとも、義務感ってわけではなかったです。
それから、WHOの母乳ガイドラインには、2歳くらいまでは母乳を続けるといいよ〜という内容が書いてあるのも知っていたので、それに後押しされたのもあります。
参考
一般に、乳児は、生後 6 ヶ月間は母乳だけを摂取すべきであり、他の食品や液体は水すらも必要ない。その後、徐々に変化する栄養所要量を満たすために、乳児は、2 歳か 2 歳過ぎまで母乳を継続しながら、適切な栄養価の安全な離乳食を摂取する必要がある。
INFOSAN Information Note No.3/2008 – 妊娠中および授乳期の食品安全と栄養
妊娠中および授乳期の食品安全と栄養(世界保健機構[WHO]のガイドラインを厚生省が翻訳したものから一部抜粋)
ただ、これはあくまで世界中に情報発信しているWHOの見解。
日本よりも経済状況が不安定な国々では、母乳育児を続けることで、子どもの栄養状態が改善されるといった効果もねらっているのだと思います。
でも、それって裏を返せば、
「ママが母乳を続けたいという気持ちがあるなら、母乳を長く続けることによる悪影響はほとんどない」
とWHOからお墨付きをもらってると言えるんじゃないかなぁと、私は勝手に解釈してます。
母乳は心の栄養として
そして、子どもが1歳を過ぎてから、私の中での母乳の位置付けはというと、
「体の栄養というより、心の栄養」
こう思うようになったのには、ちょっとエピソードがありまして。
母乳小話
私には昭和5年生まれの祖母がいます。
その祖母の話なのですが、なんと6歳までおっぱいを飲んでいたそう。
これより後の時代は、母乳を続けるひとのほうが少なかったのだと思うのですが、それよりもっと昔々は、むしろおっぱいを続けることが普通だったのかも…。
祖母は事情があって実の母親と一緒に住んでいなかったようで、実際には祖母の祖母のおっぱいをくわえていたそう(ちょっと衝撃!)。
おばあちゃんなので母乳自体はでないけど、祖母にとっても、「心の栄養」だったのかな。
でも、彼女に転機がおとずれます。
6歳のある日、その現場をお友達にみられ…
「まだおっぱいのんでるの?」
って突っ込まれてから、みんな飲んでないんだってことに気づき、恥ずかしくなってやめたそうです(別に恥ずかしいことじゃないけどね)。
今となっては笑い話ですが、実のお母さんと離れて暮らすさみしさもあったのかな…と想像すると、ちょっとしんみりエピソードですねぇ。
職場復帰にあたり母乳について考えたこと
さて、話を現代に戻しまして。
息子たちが離乳食を始めたのは6ヶ月くらいからで、食べムラはあったけれどそこまで深刻に栄養を気にしていたわけではありませんでした。
それより気になったのは、私が職場復帰してからの息子たちの心情の面でした。
長男は8ヶ月から、二男は1歳3ヶ月から保育園にお世話になっています。
特に長男のときは初めての育児、職場復帰で私自身も不安がいっぱいでした。
そして、保育園という親から離れた場所ではじめて過ごす子どもの気持ちを考えると…。
勝手な想像なのですが、胸がきゅーきゅーして涙がでそうになったことをよく覚えています。
「せめて、仕事から帰ってきたらおもいきり甘えさせてあげたいな。無理に母乳やめなくてもいいかな」
そんな風に思うようになりました。
仕事に復帰したら、体力的にも母乳はやめた方が楽だというのは知っていましたが…。
その一方で、仕事をしながらでも「心の栄養」として母乳を続けることはできる!という情報も。
さらには、夫が
「マイミがそうしたいなら応援する」
というスタンスでいてくれたのも大きいです。
一方で、あまり理解してもらえないのが親世代ですよね。
子どもが1歳くらいになると、両方の親が
「もう1歳なんだからおっぱいはやめなくちゃね!まだ飲んでるなんておかしいね〜」
といったことを息子自身に話しかけるようになりました。
息子も混乱してしまうと思ったので、一応、両方の両親にも機会をみて話したら、
「そういう時代なのね〜」
くらいな感じで受け入れてくれました。
むしろ、私の母は
「当時、知識がなかったから母乳やめてしまったけど、続けられるなら続けたかったわ〜」
と言っていました。
そんな風に、いろいろ調べたり、まわりの声も聞いたりしながら、
「ひとまず子どもが求めるかぎりは自由におっぱいをあげ続けてみよう」
と決めたのでした。
そして、最後はできたら、子どもがみずから
「おっぱいやめる」
と決める卒乳ができたらいいなとぼんやり考えていました。
ココハレポイント
◎ママが母乳を続けたい気持ちがあるなら、1歳をすぎても無理にやめなくてもいいと思う
(ただし、職場復帰後は体力的にも厳しいときがあると思うので、生活を工夫したり、家族の協力が必要だとは思います)
◎母乳を続ける理由は、ママ主体でいいと思う
→私の場合は、自分が楽だから、楽しいから♡という理由
◎まわりの理解も必要かもしれないけれど、まわりを変えるのは大変。無理なく、ママが自信をもっていられる状態がベストかと思います。
今回は、これまで悩み、考えつつもなんだかんだ母乳を続けてきたことを書きました。
なんだかまだ書き足りないので、また別記事に書くかもです。
母乳で悩んでるあなたの心が少しでも軽くなったらうれしいです♪
母乳は、ママがつらくなければ、親子で楽しんでいいものだと思いますよー。
私は専門家じゃないし、経験からしか語れないけど、もし話したいことがあればお気軽にコメントくださいね^^
エラー: コンタクトフォームが見つかりません。
それでは、今日も心晴れる1日を:)
追記▽ついに二男が卒乳しました!
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