ありがたいことに、二男が4月から保育園に入れることになり、慣らし保育のあと、5月から職場復帰することになりました。
同じ状況の友達が何人かいるのですが、会うたびに話題になるのはやはり家事をどうやってこなすか、とか、どうやって時短するかといったこと。
そんなとき、ちょっと心の片隅にひっかかったことがあります。
家事の時短や工夫はとても大切。でも、それだけ…?
この春、職場復帰をひかえた友達と会うと、みんな口をそろえて、
「もうすぐ復帰だねー!大変だよねぇ…家事どうする⁇」
となります。
特に2人目の育休をとっている友達は、1人目の経験があって大変さが身にしみてるので、なおさら不安そう…。
私ももちろん、新しい生活が不安でしかたない1人。
1人目の育休明け、本当に大変でしたからね…仕事のストレスで体を壊す寸前までいきました。
そんなこともあり、2人目の育休中になんとかせねば!…と、家事をシステム化したり、時短することをずっと考えてきました。
そのおかげで、少しいまは余裕をもって家事ができています。
そして、前はイライラしながらやってきた家事の見方が変わって、家事を工夫して生活することが楽しくなってきました。
そんなときにふと思ったんです。
「家事を時短や工夫しても、最低限家事はやらなきゃいけないし、限界があるよなぁ…」
なんのために家事を時短したいのかをもう一度考えてみる
一時期、家事をシステム化すること、時短するために工夫することに一生懸命になりすぎて、家族や自分をおろそかにしてるなぁと思った時期がありました。
たとえば、自分で決めた家事のルールを夫が守ってくれなかったことでイライラしたり。
せっかくルール作ったんだから守ってよー!と、けっこう強く言ってしまったと思います。
そのことで、子どもたちを不安にさせてしまったかも…。
私の場合、家事を楽にしたい、時短したいと思う1番の理由は、やはりなるべく子どもと一緒に時間を過ごしたいからです。
働いていると、ただでさえ一緒にいられる時間が少ないです。
子どもや家族と一緒にいられる時間を指折り数えてみたら、本当にかなしくなる…。
下手をしたら、1日のうち1番長く一緒にいるのは、職場のデスクがとなりの同僚…となってしまいます(苦笑)
だから、家事をシステム化するために、家族と過ごす貴重な時間がギスギスしてしまったら本末転倒ですよね。
そこで思ったのが、やっぱり大事なのは「心」だなと。
完璧を求めすぎず、気持ちをコントロールすること。
これができたら、最強です!
過去の呪い?
私たちママ世代は、学校などで評価され育ってきたので、ひとからの評価がとても気になるし、完璧を求めすぎる傾向がある…ということを聞いたことがあります。
それを聞いたとき、図星だったのでちょっとドキッとしました。
学生の頃、学校や塾ではテストの順位がはりだされました。
部活は剣道部で、「つらい」と言わない美学みたいなものがありました。
弱音をはかずにつらい練習をやりきること、試合で相手に勝つこと、に喜びや充実感を感じていました。
そんな環境だから、どうしても他人と自分をくらべることや、つらいことも我慢してやり抜くことがあたりまえでした。
今だったら、あの頃の自分に言ってあげたいです。
他人とくらべることに意味はないよ
自分がどれだけ成長できたかが大事だよ
つらいことを我慢してやりきることはすごいとは思うけど…楽しんでやってる?
つらいことは、つらいって言っていいんだよ
かっこ悪いことじゃないよ
とはいえ、その頃の経験がいまの自分の基本となっていますし、すべてが悪かったわけではないです。
そういう成長段階だったともいえます。
たくさん大切なことも学びました。
でも、ちょっと前まで、その呪い?から抜け出せないでいたんです。
完璧を求めすぎないで。部分的完璧主義でもいい。
ちょっと前まで、
いいお母さんってこういうものじゃない?
という、自分の理想と現実のはざまで重圧におしつぶされそうでした。
今でも悩むことはよくあります。
雑誌によく載っている、キレイで片付いたお部屋にあこがれて、自分の部屋のカオス具合に嫌気がさしたり。
子どもにレトルトカレー食べさせてるときに罪悪感がおそってきたり。
遊びにいった先のママ友、雑誌にでてくる読者さんやモデルさん、みんなキレイでキラキラしてみえて。
同じように子育てして、仕事もしてるのに、部屋もキレイで、ごはんもしっかり作って、子どもとの時間を大切にしてて。
自分とはなんてかけはなれてるんだろう…!
そう思っていました。
もちろん、理想に近づくための努力は大切です。
私にとって、やりたいことについて「努力しないでもやもや思っているだけ」が1番ストレスになるし、つらいこと。
(失敗したら落ち込むけれど。やらないよりはやってみる方が納得するみたいです。)
それでも、うまくいかなかったら、すっぱりあきらめる。
で、あきらめられなかったら、できることだけ一部分でもやる。
それができた自分をほめる。
特に小さな子どもとの生活は、うまくいかないことの方が多いです。
でも、子どもの成長段階によって、できることも増えてくるはず。
いまはそういう時期なんだ。と、完璧を求めすぎず、ゆるーく生活を楽しむ。
そんな気持ちの余裕をもちたいです。
矛盾かもしれないけど
「家事は適当でも死なない」
とよく言われますよね。
たぶん、自分を追い詰めすぎて病気になったり、子どもを虐待してしまったりといったことを防ぐためだと思うんですが。
頭では理解できても、なんだか納得いかない気持ちもわかるんです。
部屋がぐちゃっとなってたらイライラするし。
そうじずっとしなかったら体に悪いし。
ジャンキーなものばかりたべていたら体も不調になって。
何事もバランスって話なんですけど。
私の場合、ガッツリ好きなように家事をやってもいいよ!という時間もほしい。
子どもにわーわー言われつつ家事をしていると、どうしても心がざわざわするんですよね…。
こんなに子どもを泣かせてたら、精神的に影響を与えるんじゃないかとか、ぐれるんじゃないかとか心配になって。
子どもを完全に無視しながら家事するのはどうかと思うけど、
「待っててね~」
とか、やさしく声掛けしながら家事する分には、ぐれたりしないと思う。というか、そう思いたい。
それで、そういう心のざわざわなしにおもいっきり家事するには、休みの日に、家族に子どもを外に連れ出してもらう…っていうのが1番現実的でしょうか。
でもこの場合は、私も一緒に遊びにいきたくなっちゃうんですよね(笑)ほんとわがままです…。
心に余裕をもつために、ゆるーく「部分的完璧主義」でいく
私の場合、あまり好きでなかった家事が好きになって、少し余裕を持ってできるようになってきたのは、工夫するのが楽しくなってきたからです。
もともと、ちょっと工夫して便利になった!といったことに楽しさを感じる性格なのもあるけれど。
だから、これからも家事を工夫してくらしていきたい。
でも、それによってまた自分や家族を追い詰めてしまったら本末転倒。
だから、ゆるーく「部分的完璧主義」でいきたいと思います。
こんな感じで、いつもダイニングテーブルだけはきれいにする!とゆるーく目標を決めています。
もちろんできないときもあるけれど。すぐ片付くこともわかっているから、あわてません。
そして、やっぱり子どもはママの笑顔が1番好き。
笑顔でいられる時間をふやせるように、心の余裕をもっていたいです。
そのためには、気持ちをコントロールすること。
人間だから、怒りや悲しみ、不安、落ち込み…あって当然です。
そういう状況になってしまったとき、気持ちをいったん受け入れた上で。
いつまでも引きずったり、誰かにあたってしまったりしないことが大事かなと思います。
そんなとき、自分はこうすれば気持ちが晴れるから大丈夫!と思える…そんな気晴らしリスト(コーピングリスト)を作っておくのは効果的です。
お守りみたいに、このコーピングリストがあるだけで気持ちが強くなれたりもします。
職場復帰したら、仕事関係でも気持ちのコントロールが必要なことが増えるだろうし、引き続き、このリストが活躍しそうです…!
さいごに
職場復帰に向けて、家事の時短やシステム化は必要だし、とても大事なです。
今後も家事の工夫や時短について考え続けていきたいです。
でも、本当に大切なことを忘れてしまうこともあるので…
- なんのために時短したいのか
- 1番大切な心の部分をおいてけぼりにしていないか
について、時々立ち止まって見直しながら、準備していきたいと思います。
同じように不安に思ってるみなさん、春に向かって一緒にゆるーくがんばりましょう〜♪
それでは、今日も心晴れる1日を:)
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