こんにちは~!
男子3人育児奮闘中のマイミ(@maimi_cocohare)です。
現在は育休中ですが、普段は6時間の時短でデータ作成等のデスクワークをしています。
要領がいい方ではないので、いつもあっぷあっぷです。
仕事でよく言われます。
「もっとちゃんと考えて」
とか、
「考えが浅い!」
とか。
そして、自分も子どもによく言ってます。
「もっとちゃんと考えてごらん」
私は、仕事をしているときはもちろん、普段の生活の中で
ちゃんと自分の頭で考えて生きていきたい
と考えています。
この記事を読みにきてくださったあなたも、きっとそうですよね。
まわりに流されるんじゃなく、ちゃんと自分の考えをもっていたい
って、そう思っているのではないでしょうか?
でも、「ちゃんと考える」ってなんだろう?
どうやったら、深く考えることができるんだろう?
深く考えてる時間もないし…。
これは、私の中で長年の謎であり悩みでした。
みんなどうやって考えてるの?
さくさく仕事のできる、あのひとは?
いつも気が利く意見を言ってくれるママ友は?
みんな忙しいのに、しっかり考えてる気がする…。
そんな私ですが、ちょっと前に出会ったひとつの思考法が「ゼロ秒思考」。
この方法を日々実践することで、少しずつですが「考える」ってどういうことかわかってきたような気がします。
そして、ちょっとずつ「考える力」を鍛えているところ。
この「ゼロ秒思考」の本はビジネス書として有名かもしれませんが、ビジネスマンだけじゃなく、自分や家族のことまで色々やるべきことがたくさんあったり、人間関係で悩みがちな主婦やママ世代にもぜひオススメしたい1冊です。
今回は、子育て中の主婦でも生活に取り入れられる「ゼロ秒思考」について語ってみたいと思います。
思考の迷宮の入り口で立ち往生
実は「ちゃんと考える」ってどういうことなのか、イマイチよくわかっていませんでした。
そして、「ちゃんと考える方法」も知らなかったんです。
だって学校でも教わった覚えがなかったし、誰も教えてくれませんでした。
それで、考えなきゃいけないことにぶつかると、とりあえず、自分なりに悩み…ただひたすら頭の中で同じことを繰り返していた気がします。
その結果、
考えは浅いまま、答えはでない。
もやもやも、晴れない。
結局のところ、考えてるつもりで、実はその迷宮の入り口あたりで立ち止まったまま、ぐるぐるその場で回ってたんですね~。
それで、自分で「考える」ことについて色々考えても答えはでなかったのですが…。
(まさに迷宮!)
私が出会ったのが「ゼロ秒思考」という本です。
この本、知ってはいたんですが、ビジネス書として有名だと思っていました。
でも実は、ビジネスはもちろん、生活全般に使える方法だったんです。
もっと早く読めばよかった!
最近の後悔NO.1です。
赤羽雄二さんのゼロ秒思考ってどんな本?
「ゼロ秒思考」は、赤羽雄二さんが考案された思考法です。
赤羽さんは、マッキンゼー(McKinsey & Company)という世界的に有名な外資系のコンサルティングファームに14年間お勤めだった方。
ゼロ秒思考は、その企業時代の経験や取り組みの中で編み出された
考えを深め、心を整理する効果的な方法
なのです。
一部抜粋させていただきます
そもそも、大半の人は、どうすれば「深く考える」ことができるのかがよくわかっていない。
ーーーーーーーーーー
思い起こしてみれば、日本では小学校の時から、考える訓練、効果的に考えをまとめる訓練がほとんどされていない。
心の整理をし、考えをまとめ、深める方法があったら、誰でも別人のように成長できる。コミュニケーションの悩みも減り、不必要な苦しみから少なからず解放されて生きていくことができる。
ーーーーーーーーーー
それは頭に思い浮かぶことを次々とメモに書くだけだ。ただ、ノートやパソコン上ではなく、A4の紙に1件1ページを1分以内にさっと書く。毎日10ページ書き、フォルダに投げ込んで瞬時に整理する。
それだけで、マッキンゼーのプログラムでも十分に教えていない、基本的な「考える力」を鍛えられる。
深く考えることができるだけでなく、「ゼロ秒思考」と言える究極のレベルに近づける。
ーーーーー引用ここまでーーーーー
もっと思考を深める方法について知りたくなったら、ぜひ本を読んでみてくださいね:)♪
「考える力」は鍛えられる
ここで注目したいのは、スポーツ選手が筋トレや走り込みで体を鍛えるのと同じく、
「考える力」も鍛えることができる
という点です。
本のサブタイトルにも、
頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング
とあります。
もちろん、「頭がいい」とか「頭の回転が速い」というのは、生まれついたものもあるかもしれない。
けれど、努力して「考える力」を高めることもできるんですね。
この場合、
勉強して頭がよくなる
とは、ちょっとニュアンスがちがい、「地頭をよくする」ということだと考えています。
地頭(じあたま)とは:
大学などでの教育で与えられたのでない、その人本来の頭のよさ。一般に知識の多寡でなく、論理的思考力やコミュニケーション能力などをいう。「地頭がいい」「地頭を鍛える」
私はこの春、36歳になるのですが…。
今からでも考える力、思考力を養っていきたいなと思っています。
もっと早く、この方法に出会いたかったな~!
けど、何事も始めるのに遅すぎることはないですよね^^
子どもにも「考える力」を伝える
子どもたちにも、
自分の頭で考えて、行動できるひと
になってもらいたいなと考えています。
現在の学校教育はわかりませんが…赤羽さんもおっしゃるように、学校では「道すじを立てて考える方法」っていうのを教えてくれないんですよね。
しっかり考えることができれば、それが根っことなって、他のどんなことも上に積み重ねていける気がしているのです。
そのためにも、まず母である自分がきちんと考えられる大人でいないとなぁと思っています^^
ゼロ秒思考を始めてから何が変わったか?
本格的にゼロ秒思考を始めてから、約1ヶ月半ほど。
自分の中で気づいた変化についてまとめてみると、こんな感じです。
- 言葉につまることが少なくなった
- 順序立てて、わかりやすく話せるようになってきた
- イライラ、くよくよし続ける時間が減った
- 作業効率が上がった
現在、三男がもうすぐ5ヶ月。
いつもよりさらに、頭の回転が鈍っています。
夜間の授乳で寝不足だったり、育休中で仕事をしている時より人とのコミュニケーションが少ないのも一因だとは思うのですが…。
マザーブレインで脳が一時的に縮んでいるのかも。
そんな自分の頭を不安に思っていたけど、ゼロ秒思考を始めてから、少し頭の中で考えるスピードが上がったように思います(自分比)。
それから、頭の中だけで考えているより、思考回路を紙の上に表すことで、色々と作業効率もよくなりました。
例えば、1日のスケジュールを立てるときもそうだし、ブログを書く時にも頭の中を整理して取り組むことができるように。
また、以前は落ち込むことや、モヤモヤすることがあったら、引きずって長いこと悩んでたのですが。
ゼロ秒思考では短時間に解決法や、気持ちの行き着くところがみえてくるので、ずっと悩んでいることが少なくなりました。
ゼロ秒思考をくらしの一部に
さて、そんなゼロ秒思考、仕事するうえで効果的な思考法であることは間違いないですが、私が特に子育て中の主婦にイチオシするのにはこんな理由があります。
ゼロ秒思考 子育て中におこなう4つのメリット
①時間がかからない
ゼロ秒思考、やってみたいけど、やっぱり忙しい
考える時間なんてとれない…
そんな声も聞こえてきそうですが…。
私の経験上、ひとつの物事を考えていくと10枚も書けばなんとなく思考がまとまってきます。
1枚のA4用紙に1分以内に書く
というシンプルなルールなので、考えがまとまるまでに10分かからないということになります。
また、
1枚の紙に書くのは、テーマと本文4~6行(1行20~30字ほど)、日付
なので、むずかしく考えず、最初は頭に浮かんだことを素直に書いてみるだけでも実践できるところもポイントです。
といっても、最初は1分間で書ける量が少ないのが普通です。
私はいまだに、ちゃんと書いたら2~3行が精一杯^^;
これも、続けていくうちに頭の回転が速くなったり、すぐさま思考を言葉として変換できるようになっていくそうなので、今後も気長に続けていきたいと思います。
②こま切れ時間を有効活用できる
子育て中は、とにかく
まとまった時間が取りにくいです!
だからこそ、ゼロ秒思考。
ちょっとした空き時間に、ふと頭に思い浮かんだことをすぐに書き留めることができます。
例えば、子どもがおやつに夢中になってる、その3分間。
少しだけ、テレビに注目している5分間。
ちょっと寝てくれた…!の10分間。
これまで、何もできないよーと思っていた一瞬にも、思考のチャンスが広がっていると思うとワクワクしてきませんか?
③中断に強い
途中で思考が中断しても、ノートとちがってメモ書きが紙1枚ずつになっているので、後から見直しやすいのもメリット。
途中で赤ちゃんが泣いてしまったり、子どもたちがケンカしたり、う○ちが漏れちゃったり…子育ては予測不可能な事態の連続。
そんな時、思考は少し中断されてしまうけれど、またメモ書きをみれば思考を続けることができます。
もし考えがばらばらになってしまっても、紙を並べ替えたりしているうちに思い出し、さらに深く考えるヒントになることも…。
④悩みや不満…ストレス解消できる
泣いてばかりの小さな赤ちゃん、やんちゃ盛りの幼児、反抗期まっさかりの小中学生…。
子育て中は色んな不安がとりまき、行き場のない思いに負けそうになったり、イライラした気持ちに支配され、逃げ出したくなることもあるのが普通だと思います。
だけど、逃げ出すわけにいかないのが親ですよね。
私も近くに頼れる親戚がいない中、男子3人子育て中。
気持ちの余裕がないことが多々あり、イライラしてつい声を荒げてしまうことも…。
「どうしてこんなにイライラしてるのか」
その理由さえはっきりしないこともあるんです。
そんなときがまさにゼロ秒思考の出番。
まっさらなA4の紙の上に、自分の嘘偽りない気持ちをぶちまけるんです。
メモ書きは誰かにみせるわけではないから、何を書いてもいい。
汚いことを書いても、弱気になっても、自由だーーーーー!!!!!
まさに『王様の耳はロバの耳』、ブラックボックス状態。
…ゼロ秒思考でイライラを解消する方法については、もう少し詳しくお伝えしたいので、別の記事に書きたいと思います:)
ゼロ秒思考を生活に取り込むためのアイディア
ゼロ秒思考に必要なのは、極端にいってしまえば紙とペンのみです。
でも、大切なのは
考えたいときにすぐできること
なので、それが実現できる環境にしておくことを大事にしています。
すぐ手に取れるところに、準備しておく
A4用紙をはさんだバインダーとペンをセットにして、すぐ手に取れる場所に置いています。
紙は裏紙でもよし、広告の裏でもよし。
ただし、ノートではなく「紙」、しかもA4の大きさであること。
というのがベストな条件です。
私は現在育休中で家にいることが多いので、リビングのカウンター上のファイルボックスに常備。
バインダーは100均のセリアで購入しました。
家だと裏紙が確保しにくいので、コピー用紙より安く手に入るわら半紙を最近使い始めました。
コピー用紙:1枚約1.2円
わら半紙:1枚約0.78円
子どもの頃、学校で使っていたわら半紙より白く、書き心地もコピー用紙と大差ありません。
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スマホでタイマーをセットしておく
スマホのタイマーを起動すると、いつもこの状態になるようにしています。
基本的に1枚のメモ書きにかける時間は1分間なのですが、どうしても書ききれないとき、超えていいのは15秒とされています。
私はまだ書くのが遅く、大抵15秒ほど超過するので最初からタイマーに入れてしまっています。
出先でもすぐメモできる準備
これも、100均のセリアにて購入。
レストランでオーダー用紙をはさむようなサイズのものです。
ここに、A4用紙を3つ折りにしてはさんでおきます。
少しスペースは小さいけれど、いつもと同じように書いていきます。
私は三男を抱っこして散歩中にいろいろ考えていることが多いです。
この前は、少し本を読んでからお散歩にでかけ、歩きながらその内容について思考を深めてみました。
その内容を、ひとやすみしたカフェでアウトプットしたくなります。
こんな風に、読んだ本の内容をアウトプットするのも効率的にできます。
朝は脳内アウトプットに最適な時間
子育て中は、日中なかなか自分の時間がとれないもの。
パパ・ママたちの中には、早起きして家族の寝ている時間にいわゆる「朝活」している方も多いですよね。
今は三男の授乳で不定期ですが、私も早く起きられた日には朝活にゼロ秒思考を取り入れています。
朝は頭もクリアになっており、寝ている間に脳内の情報も整理されているので、アウトプットに最適な時間帯です。
新しいアイディアがどんどんわいてきて、自分では思いもしなかった方向に思考が進んでいくのも楽しめますよ♪
夢と現実のハザマを逃さない
これはまだちゃんと実現できてないのですが。
枕元にも、バインダーを置いておくとおもしろそう。
先日までやっていた朝の連ドラ「まんぷく」で、萬平さんは夜寝ている間にも新しいアイディアが浮かぶと飛び起きてメモしていました。
私も、夢と現実のハザマって、日中には思いつかないようなおもしろいことを考えつくような気がしています。
今は三男の授乳中でなかなか実践できていないけど、ひとまずバインダーを置くところから始めてみたいと思っています。
メモ紙のその後…私の場合
メモ紙はクリアファイルに入れて保管します。
私の場合、今のところファイルは5つに分けています。
タイムマネジメント | 限られた時間を上手に使うためのアイディアやルール |
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セルフコントロール | 怒りや悲しみ…凹んだ時に立ち直るためのアイディア |
もやもやすること | もやもやした気持ちやストレスをぶつける! |
新しいアイディア | 新しい料理や整理術など「いいこと思いついた!」とき全般 |
ブログのネタ・構想 | ブログのネタを思いついたときや記事の構想を練るときに |
クリアファイルにカテゴリ名を書いたマスキングテープを貼り、ざっくりとカテゴリ分け。
赤羽さんは、3カ月後に一度メモ書きを見直すとよいとおっしゃっています。
さらにその後、3カ月(メモを書いてから6カ月後)経ってからもう一度だけ見直すと、思考の内容が頭に定着していることが実感できるそうです。
私はまだ見直す段階にも達していないけど、3か月後、6カ月後にどれだけ自分の思考が成長しているか楽しみです。
まとめ
今回は、ゼロ秒思考を生活の一部にして、主婦でも、子育て中でもスキマ時間を使って地頭を鍛える方法についてまとめてみました。
忙しい中でもゼロ秒思考を続けるポイントはこんな感じです。
- A4用紙1枚に約1分間ですばやく書く
- 頭に浮かんだことを言語化する
- 1枚につき4~6行(1行は30文字ほど)を目標に
- 自分のライフスタイルに合わせて、いつでもゼロ秒思考できる環境に整えておく
最初はむずかしく考えず、頭に浮かんだことを言葉にすることだけでも思考力のトレーニングになります。
実際にやってみると、考えを言葉にするって思っているよりむずかしい。
私もこれからもっと思考力を鍛え、ゼロ秒思考の可能性についても探っていきたいと考えています!
Let’s Think !!!
次回は、ゼロ秒思考でストレスを解消する方法について、実際に私が行っている方法をご紹介します。
それでは、今日も心晴れる1日を:)
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