突然ですが、意志決定が得意ですか?
優柔不断なタイプ…?
私は、明らかに後者。
なにか大事なことを決めるのが苦手なんです。
…って、得意なひとはいないと思うのですが…
それでも、人生には大事な決断をしなくてはいけないときが必ずやってきます。
そしてそれは、スピード感をもって実行しなくてはならないことも多い。
そんな意志決定のとき、自分の価値観をまとめた【自分憲法】を作っておいたことが役立ったので、共有したいと思います。
意志決定が苦手です
冒頭でも書いたとおり、私はとても優柔不断なタイプだと思います。
何かするにあたり、色々想像してマイナス思考に陥ってしまったり、ついまわりの顔色をうかがってしまって、
本当の自分の気持ち
を押し込めてしまったりします。
結果オーライなこともあるけれど、後悔してモヤモヤ無駄に悩み続けてしまうことも…。
悩んだり落ち込んだりする時間は必要だけど、あまりに長すぎると無駄だよな…と常々考えています。
育休延長する?
本来なら、2020年の4月いっぱい三男の慣らし保育をし、5月1日に職場復帰する予定で職場にも連絡していました。
ですが、コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が発令されたことで、育休を5月31日まで延長することに…。その経緯はこちらの記事↓にも書きました。

それ以降は何もお知らせがなかったので、6月1日に職場復帰する意向を改めて伝えるため、職場に電話しようとしていたのですが、その前に念のため自治体のHPを確認すると、
「緊急事態宣言が解除された月の翌々月末まで育休を延長してもよいこととする」
という旨のお知らせが…!
ここまできて、そのお知らせがくると思っていなかった私。
一度は6月1日復帰に向けて固まっていた気持ちが、ぐらぐらと揺れ始めました。
心配なのは子どもたち
私の職場は都内にあり、4月時点では100人を超える感染者数が連日報道されていました。
育休明けで明らかに体力が低下している中、満員電車に揺られ、密な都内に出勤することがとても恐怖だったので育休を延長することに迷いはありませんでした。
現在は都内の感染者数はかなり減っています。
とはいえ油断ならない状態だし、緊急事態宣言が解除されたからといって急に仕事に復帰するのも不安…。
さらに私の心配は、子どもたちのこと。
まだ小学校再開のめどが立たない長男。
人一倍ナイーブになっている二男。
本来なら1カ月の慣らし保育があったのに、6月1日復帰となると3~5日程度しか慣らし期間がない三男。
そして、そんな状況に気持ちが不安定な母=私…。
でも、一度育休を延長してもらっているし、職場も大変な状況だと思うし、再度育休を延長することはとても心苦しく思われました。
そもそも、三男は11月生まれですでに1年半の育休を過ぎようとしています。これは私の職場では最長の部類にあたる育休の長さです。
自分憲法を見直す
ぐるぐる考えすぎて眠れず、早く起きた日があったので自分のノートを見返してみました。

ゆるーく自分のペースでバレットジャーナルを続けています。

この中で〈自分憲法を考える〉というページを作っていて、
自分の中で軸となる価値観
について書き足したり、修正したりしています。
こんな感じ。

はずかしいので、ちょっとだけ抜粋すると、
- 子どもにしてほしくないことは自分もしない
- ひとを信じる
- 謙虚な気持ちを持ち続ける
- 私は言いたいことを言ってもいいし、書きたいことを書いて公開してよい。ただし、やみくもに相手を傷つけるものであってはならないし、最大限の努力を怠ってはならない。
…などなど。
その中に、こんなものもあります。
- 私はみんなの期待にこたえなくてよい。
- 私は自分や家族を優先して考えてよい。
ここだけ抜き取ると、とてもわがままで自分勝手なひとのように思われるかもしれないのですが…
ともすると、「まわりの期待に応えようとしすぎて自分を犠牲にして考えてしまう」という癖がある私にとって、この言葉は自分の気持ちに正直になるためのカギとなる言葉なのです。
ちなみに、「迷ったときは自分や家族を優先していいのよ」という元上司(自身も子育て経験のある方)の言葉を元に制定しています。
上司に正直な思いを相談
自分憲法を見直して、やはり育休を延長することに決めました。
とはいえ、7月末までではなくて、小学校再開や三男の保育園慣らしの目処が立つであろう期間を考慮し、最大でも2週間程度。
上司にも、現在の子どもたちの状況と、自分の気持ちを正直に話しました。
すると、
「ぶっちゃけるとね、コロナ禍で仕事量が減っているので急いで復帰しなくても大丈夫よ。
ただ、今後仕事量は増えていく予想なので、むしろ仕事が少ない時期に復帰して慣らしておく方がいいんじゃないかと思うんだよね」
とのこと。
上司の優しい声の調子に、張りつめていた気持ちがほっと落ち着いていくのを感じました。
この方は、私が新人の頃からお世話になっている上司。いつも冷静沈着、とてもクレバーな方で、私は仕事上も心のよりどころにしています。
私の家庭での状況だけでなく、仕事上の立場も考慮してくれた上での回答に心がふるえました。
最終的な復帰日については、小学校再開の連絡を待って連絡するということで電話を切ったのでした。
「後悔しない」ためにも自分憲法を
一度、電話を切ったあと気持ちは落ち着いていたのですが、また寝る前になると
「上司はああ言ってくれたけど…やっぱりかなり迷惑なんじゃないか…」
などという気持ちが蒸し返して、モヤモヤする瞬間もありました。
万年人手不足の我が部署。
仕事量が減っているとはいえ仕事がないわけじゃないので、上司や同僚にしわ寄せがいってしまっているのは事実…。
でも、そこでも自分憲法の
ひとを信じる
という部分を意識するようにしたら、
今は職場の方々のご厚意に甘えよう。復帰したら、少しずつ返していけばいい。
そんな風に気持ちが前向きになり、眠りにつくことができました。
さいごに
進む方向に迷ったとき、意志決定をしなければいけないとき、自分の価値観を見直すことは最善の選択をするためにも必要不可欠なこと。
でも、頭の中だけで考えていると、その価値観はなかなかみえてこなかったり、新たな迷いが生じることも。
でも、いつでもみられるバレットジャーナルに【自分憲法】があれば、すぐに自分の軸を明確にし、再確認することができます。
大事な意志決定はいつやってくるかわからないので、定期的に自分憲法を見直していくことが大切だなと改めて感じました。
また、大事な場面に突き当たったときこそ、新たな自分の価値観が生まれることもあることを念頭に、今後も自由に自分憲法も改訂していきたいなと思いました。
今回、新たに自分憲法に加えようと思っているのはこの一文。
「自分が受けてきた厚意はまわりに還元する」
復帰後は、自分のできる仕事に精一杯取り組むのはもちろんのこと、もしも自分の後輩たちが選択に迷っていたら、今回の上司のように優しく接していきたいと思います。
それでは今日も心晴れる1日を:)
▽バレットジャーナルに使っているノート
コクヨ 手帳 2020年 ソフトリングダイアリー A5 マンスリー 水彩 ニ-SMNL2-A5-20 (2019年12月始まり)![]() |
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▽参考文献はこちらです
完訳7つの習慣 人格主義の回復 [ スティーヴン・R.コヴィー ]![]() |
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バレットジャーナル 人生を変えるノート術 [ ライダー・キャロル ]
![]() |
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