5歳差3きょうだい、お互いを愛称で呼ぶ－時々にぃに－

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わが家は男ばかりの3兄弟（現在7歳、5歳、2歳）。

今のところ子どもたちがお互いを呼ぶときは

名前の頭文字＋ちゃん付け

で呼んでいます。
 

それぞれ仮名を

長男:いちろう、二男：じろう、三男さぶろう

…とすると、それぞれ

いっちゃん、じろちゃん、さんちゃん

…みたいな感じ（実際は全然ちがいます）。

親である私たちも、子どもたちを呼ぶときはちゃん付けです。

くん、ちゃん付けは甘やかし？

実は私、子どもが産まれるまで

自分の子どもにちゃん付けで呼ぶのってどうなんだろう？

と思う方の人間でした。

これはたぶん、私の父の影響が強いと思われる。

父は剣道教室の先生をしていて、私もそこで小学生の頃から剣道を習っていたんだけど、そのときの生徒さんの保護者で子どもをくん付けしてた方がいて。

その子が練習中にすぐに泣いたり、やめたいと言う子だったのもあり、

｢くん付けはやめなさい」

みたいなことを父がその保護者さんに言ってるのを聞いてしまったことがありました。
 

今となってよく考えてみれば、別に子どもをなんて呼んだっていいと思うし、それが子どもを甘やかすことにつながるだなんて全然思わないんだけど。

親の影響っていうのは、やはり強いもので…

私も子どもが産まれたら｢ちゃん、くん付けはしない」となんとなく思っていたのでした。
 

でも、いざ産まれたばかりの我が子を目の前にしたら、そのかわいさにデレデレになってしまい、気がついたら自然とちゃん付けしていた…！

うちの場合、わりと古風な名前をつけてしまったので小さいうちはちゃん付けしてもいいよね…という気持ちもなきにしもあらずで。

（余談ですが、先日の逃げ恥スペシャルで子どもの名付けのとき、『途中で性別が変わることもあるから、どちらでもいける名前にしたいです』的な流れがあって、ちょっとしまった！と思ったりしました。私は子どもたちの名前気に入ってるけど、もし将来、そんなことになったら息子たちにはちょっと申し訳ないな…）
 

ちなみに。祖父である父も、孫たちをみんなちゃん付けで呼んでいます。

あの時のあれはなんだったんだー（笑）

夫婦間の考え

私自身が小さい頃、弟には｢お姉ちゃん」と呼ばれていたし、夫はお兄さんを｢兄ちゃん」と呼んでいたようです。

けれど、なんとなく私はきょうだい間で名前で呼び合う友人たちに憧れがありました。より親密なきょうだいみたいな気がしたんですよね。

そわれわれ夫婦間でも、きょうだい間の呼び名について話したことがあるけど、

年齢で上下関係があるような関係性でなく、平等な間柄でいてほしい

という結論にいたり、名前呼びを継続することになりました。

にぃに

しかしながら最近、なぜか三男が兄たちを

｢にぃに〜」

と呼ぶようになってきたんです。

私が兄たちをそう呼んだり、三男に呼ばせたことはほとんどない。おそらく保育園の先生方が｢にぃに」という呼び方をしているんだと推測。

いや、でも、その

｢にぃにぃ〜」

って三男が二男に甘えている姿はとてもほほえましくて、｢にぃに」もいいなぁなんて揺れています（単純）。
 

ちなみに、三男に

｢いっちゃん（長男）も、にぃに？」

と聞くと、

｢ちがうしょ、いっちゃんは、いっちゃんしょー！」

と、長男は｢にぃに認定」されず（笑）

 
またしばらくして、三男が

｢いっちゃんって、にぃにでしょ〜？」

と自分から聞いてきたので、

お？ついに長男もお兄ちゃんだって気づいたのね！

と思っていたら、

｢じろちゃん（二男）は、じろちゃん！」

と…。

どうやら三男の中ではにぃには1人だけという認識らしいです。おもしろいなぁ。
 

あと、そんな三男の言い方が影響してか、長男と二男が自分たちのことを｢にぃに」と呼びながら三男に話しかけるようすもみられるようになってきました。

｢さんちゃん、にぃにがやってあげるからね」

みたいな感じで。

これはこれで、2人が｢兄」としての役割を果たそうとがんばっている姿がとても微笑ましく…。

大きくなったなぁと、私は涙腺がゆるみます。

今後、3兄弟が成長して、お互いの関係性や呼び名はどんなふうに変わっていくのかな？

そして私たち親も、いつまでも｢ちゃん」付けで呼ぶわけにもいかないだろうし…

いつから、どんなふうに切り替えていくんだろうってたのしみなような、さみしいような。

でもやっぱり｢ちゃん」ではない、頼もしい息子たちの姿をみられる日がたのしみです。
  
それでは今日も、心晴れる1日を：）

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