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「ちょっと最近、やる気なくしてるんじゃない?」
寝る前の、暗い寝室の中。
楽しい話をしてから寝るのが日頃のモットーなのに、その日は息子たちとの会話が重苦しいものになっていました。
理由は、長男(小1、もうすぐ小2)が自分でやりたいと言って保育園時代から続けている進研ゼミの小学講座を全然やらず、赤ペン先生の提出がいつも遅れていること。
毎日、少しずつでも進めようという約束を守らないこと。
(学校の宿題はいつも学童でほとんど終わらせてくるので、それは大変ありがたいし素晴らしいことだと思ってはいるんだけど…)
↓将棋や好きな物語の本はよく読んでます。
「学校の宿題をしっかりやって、ほかの勉強は大変だったら進研ゼミはやめてもいいんだよ?」
別におどしてるわけではありません。
私の本心だし、何度も長男にはそう冷静き伝えてきていました。
無理しても楽しくないだろうし、勉強が嫌いになってしまう方が問題だなという私の思いもあって。
でも、長男は頑なに続けたい!と言う。
じゃあなぜ続けたいのかを聞いてもだまっています。
「目的、言えないんならやっぱりちゃんと考えてないんじゃないの?」
そもそも長男は、自分の気持ちや考えてることを言葉にするのが苦手で、作文の宿題や授業で発表するのもあまり好きじゃないらしい。
本当に何も考えてないわけじゃなくて、その気持ちを言い表わすことができないだけだと、頭の中ではわかっていたのに。
我ながら、意地悪でひどい言い方をしてしまいました。
しばらく待つも、やはり返事がない。
じゃあもう寝よう…
やだ寝ない!
じゃあこたえてよ
えー…むずかしい…
もう…!じゃ寝るよ…
やだ!
っていうやりとりを何度もして、
やっと
「頭よくなりたいから…」
と、ぼそっと言った長男。
これだけだとすごく短絡的に聞こえるなぁ。
いや実際そうなのかもしれないけど、真の目的は別のところにあるのでは…と感じました。
このまま、長男自身が勉強の目的を「頭よくなる」と認識してしまうのはいやだ。
そこで、ちょうど職場の研修でロジカルシンキングの基礎を学んだところだったので、理由を掘り下げてみようと思ったのでした。
暗闇のロジカルシンキング
そこから、どうして頭よくなりたいのか?と、質問し続けて掘り下げてみると、
なぜ勉強するのか→頭よくなりたい→頭が良いと困った時に考えられる力がつくから→困った時に乗り切れると楽しい人生になる→楽しい人生にしたい
多少、誘導尋問的な感じにはなってしまったけれど、結局最終的には
楽しい人生にしたい
だから勉強してる
という結論に至ったのには長男も自分もびっくりでした。
でも腑に落ちるというか、勉強する大きな目的としてはとてもいいんじゃないかと思う。
めそめそしていた長男が急に笑いだしたので、長男も納得できる目的がはっきりして気持ちも晴れたんだと思います。
一応、明日から毎日やる!と約束して就寝(眠くて対策までは考えられず…)
気がつくと、二男と三男は静かに寝息を立てていました。
ぼんやりした目的に形を
自分もそうだけど、目的が明確じゃないとなかなか長続きしないもの。
小さいうちに、勉強が勉強でないうちに、学ぶことは楽しいんだと考える思考回路を作ってあげたい。
そう考えながら子育てしているけど、思うようにはいかないもので。
親子共々、けんかしたり、反省したり、試行錯誤な毎日です。
今回は思いがけず寝る前の時間帯にロジカルシンキングしちゃったから頭がよく働かなかったけれど、今度は明るいところで長男と一緒に、思考を掘り下げてみたいと思います。
ロジカルシンキングで、勉強習慣をつける方法を考えてもいいかもしれないなー。
それでは今日も、心晴れる1日を:)
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