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妊娠・出産・産後

【出産体験記】2人目以降は安産?3人目の出産エピソードと出産時間の比較

今回は、3人目の出産エピソードを中心にお話ししたいと思います。

三男を出産したのは11月。

少し時間がたってしまいましたが、もうすぐ出産を控えている方のご参考、心の準備の助けになれば…と思います。

ちょっと生々しい表現があるかもしれないので、苦手な方は、また別の記事に遊びにいらしてくださいね^^

経産婦は出産にかかる時間が短い?

2人目以降の出産で気になることといえば、

「経産婦だから出産にかかる時間って短くなるの?」

「2人目以降は楽に産めるってほんと?」


ってことだったりしますよね。


あくまで私の経験ですが、まずは、分娩時間の比較から…

1人目~3人目:出産時間の比較

1人目:11時間10分

予定日を過ぎたので陣痛促進剤で誘発しました。
首にへその緒が巻きついていて、なかなか産まれず。
緊急帝王切開の一歩手前で吸引分娩で無事に産まれました。


2人目:7時間29分

助産師さんの最初の見立てでは、わりとすぐに産まれそうだったけど、回旋異常(赤ちゃんが下がってくる時、通常とはちがう回り方をしていたらしい)でまたもや降りてこず。
最終的には吸引分娩で無事出生。


3人目:2時間28分

これまでで最短。
初めて吸引なしで産めた!

経産婦は出産時間が短くなると聞いていたのですが、私の場合は2人目でもそこそこ時間がかかっていたので。
そんな安産体質ではないなと思っていたけど、今回の3人目では夫の立ち合いが間に合わないほどのスピード出産でした。

3人の出産を経験した感想

やはり、出産にかかる時間は1人目~3人目でだんだん短くなっていきました。

痛みに違いはないけれど、時間が短いと体力的にも楽に感じました。



ではでは、3人目の出産の思い出について、ふりかえってまいります~!

3人目の出産体験エピソード

もうすぐ出産予定日のころ

お産を軽くしたい一心で、ウォーキングとか、

産院で開催される妊婦体操に参加したりとか、

お産に関するアロマ講座で勉強したりとか…

わりと出産に備えて準備をがんばっていたんですが、一向に産まれず。

3人目ということで、早めに産まれるかもなぁ…

なんて思っていたんだけど、もうすぐ予定日ってことに。

予定日2日前(39週5日)

予定日の前々日の金曜日、定期健診がありました。

その時点で子宮口は4cm開いているとのこと。


その日は金曜日だったので、次週の月曜までに陣痛が来なかったら、誘発分娩にしましょうということになりました。

土日に産まれてくれた方が、夫や実家の両親も仕事を休まずに来られるのでありがたいな~

…と本音では思っていましたが、それは大人の事情。

土曜日に誘発する選択肢もあったけれど、

なるべく赤ちゃんのタイミングで迎えてあげたいなぁという気持ちもあり、ひとまず予定日を待つことにしました。

ちなみに、1人目のときも予定日超過で誘発分娩だったので、誘発分娩に対してそこまで不安はなかったものの。

なるべく自然に産みたいなぁ…とは思ってはいました。



でも、基本的には安全第一です。

あまり長くお腹にいすぎると胎盤の機能が悪くなり、赤ちゃんに悪影響を与えることもあると産院の講習で知っていたので、先生の判断におまかせしようと思っていました。

なるべく自然に陣痛がくるよう、その日も40分ほど歩いて産院から帰りました。

夜中に陣痛開始

その日の夜、いつもどおり長男、二男と21時くらいにふとんに入りました。

すぐ眠りにつきましたが、お腹の下の方がちくちく痛いのに気づき、

時計を確認すると0時過ぎ。


この、ちくちく感。

二男のときは自然に陣痛がきたのですが、そのときと同じ痛みなのですぐわかりました。

そんなに強い痛みじゃないけど、痛みの間隔も15分くらい。

これはまちがいない。



陣痛、

キターーーー!

すぐに夫を起こし、産院に電話。

電話口で

「お話を聞いてるとまだっぽいけど、来てもらっていいですよ~」

と 助産師さんに言ってもらったので、すぐに産院に向かうことにしました。

産院までは車で15分ほど。



ちなみに、両方の実家からはいずれも車で1時間半~2時間くらい離れています。

出産の間、就学前の子どもたち2人は分娩室に入れません。

なので、陣痛が始まった時点で私の両親が私の自宅に駆けつけ、子どもたちをみていてくれる計画になっていました。

…というわけで、実家の父にもこの時点で連絡。



その間に、夫が長男と二男、そして入院用の荷物を車に乗せていました。

車中ではじめての…!

事前に子どもたちには、

「赤ちゃん産まれそうになったら、夜中に病院に行くことになるからね」

と何回も伝えていたので、わりとスムーズに車に乗れました。

2歳10ヵ月の二男は、寒いのと眠いのとで、少しぐずっていましたが…。

毛布であたためてあげると落ち着いたようでした。


いざ出発!!!

 



車内でも、お腹の痛さはまだ我慢できる程度。

でも、間隔は確実に短くなってる…!

もう8分間隔なんですけど…!


焦っていると、あと少しで産院着くよ~という時点で、ぱしゃ…って音が。

 



あれ?

破水した…!?!?!


 

実は、これまで分娩台以外で破水したことがなく、ちょっとあわてました。

一応、生理用ナプキンはしていたんだけど、それでは足りず染みてしまい…。

すぐに産院に着いたので、急いで入院荷物をもって受付へ。


ここで、夫と子どもたちは家へUターン。

私の両親が到着し次第、子どもたちを受け渡し、夫は立ち合いすることになっていました。



それまではひとりでがんばるぞ!

立ち合いなしで陣痛とたたかう

もうだいぶお産が進んでいるということで、いきなりLDR室(陣痛と分娩が一緒にできる部屋)に入りました。

この時、1時過ぎくらい。

気を紛らわすために助産師さんがつけてくれたテレビでは、宇宙戦艦ヤマトを放送していました。



子どもたちのことがあるので、最悪ひとりで出産することも覚悟していたため、わりと落ち着いていましたが。

「落ち着け~!気持ちを強く!」

と、ひたすら深呼吸を続けました。


早くヤマト(赤子)を出航(出産)させねば…!

…とかわけのわからない思考に陥りながらも、

「さんちゃんも一緒にがんばろうね!」

と、お腹の赤ちゃんに心の中で語りかけてました。



…とはいえ。

やっぱりこわい。

痛い…!



長男&二男の出産のときは、夫が立ち会ってくれていました。

出産時の荒ぶる姿を旦那さんにみせたくない…という声を聞いたりもするけど、私は立ち会いなしはつらいなぁ…。

 

今回はラッキーなことに他に出産中の方がいないということで、助産師さんがつきっきりでいてくれたので救われたのですが。

しかも、助産師さんがとてもやさしく、かつ、ほめるのがとても上手な方で。


陣痛がやってくるたびに、腰をさすりながら、

「落ち着いてますね~!」

「イイ感じよ!」

とほめてくれる。

ほめられて伸びるタイプの私は、だいぶそれに助けられ、がんばることができました。

もう我慢できません!

途中まで、夫や母とLINEで連絡とりつつだったんだけど、2時7分の連絡を最後に、私からのメッセージは途絶えました…

もうそんな余裕がなくなってきたのよ!


 

「ちょっと赤ちゃんが回ってる方向がちがうね~」

と助産師さん。

マイミ(マ):「2人目も回旋異常で少し時間かかったんですよー」

助産師さん(助):「でも3人目だからね、この調子だと、まわり方違ってもでてきちゃうよ、きっと。でもパパなかなかこないね~」

マ:「母たちの到着時間は2時40分頃らしいです」

助:「なるべくパパが来てから産まれるように、急がずいきましょ♪」

←にっこり笑顔

マ:(ええーーー!!!もう産まれるなら産まれちゃっていいんだけど)

←いきみ逃しながら涙目




 

…とかなんとか言ってたんだけど、そのうち本当に

もう無理!

我慢できません!

…となり、助産師さんも

「パパ来ないけど、もう赤ちゃん出てきたいみたいね~」

となり、出産態勢に…。

ふにーーーー!


ふにーーーーー!


(実際はこんなかわいらしい声ではありません)

 

と、ふんばること5回くらい…?

このとき、赤ちゃんの心拍が下がるとのことで、途中で酸素マスクを装着されました。

産まれました!

…で、2時53分。

わが家に3人目となる元気な男の子が産まれました!




へその緒がついたまま、私の胸の上で一旦抱かせてもらい。

もう汗だくの、心臓バクバクでした。



この時の私の第1声が、

「(無事に産まれて)すごーーーーい!!!」

だったんだけど、

次の瞬間、ガラッとLDR室のドアがあいて、夫登場!


思わず第2声も、

「(一応間に合って)すごーーーい!!!」

…すごい!すごい!と連発してしまいました^^;


無事、夫がへその緒を切ることができ、ひと安心。

「タイミングばっちりね!」

と、助産師さんにほめられる。


破水したところからカウントして、分娩所要時間は2時間28分と、これまでで最短でした。

長男、二男のときのことを考えると、そこまで難産体質でも安産体質でもないと思っていたけど。

今回は超安産でありがたや…。



それから、長男のときはへその緒が首に巻いていてなかなか産まれず、あと一歩で帝王切開というところだったけど吸引分娩でギリギリ産まれたり、

二男のときも回旋異常でなかなか降りてこなかったりしたので。

今回はするっとでてきてくれて、
初めて「自分で産み出した!」感がありました。

でも、お母さん以上に赤ちゃんも苦しく、とても大変なんだとか…。

たしかに、陣痛がくるたびに心拍が下がっていました。


こんなに小さな体で、この世にでてくるためにがんばってくれたことを思うと、鼻の奥と胸の奥がつーんとしてくる。

本当にありがたい、尊いことだなと。

ありきたりだけど、奇跡だな、と。

ふにゃふにゃの小さな命、なにがなんでも守ってあげたいな…と。


3人目だけど、その感動は色あせることなく…きっと何人産んでも、そう感じるんだろうな。

 



今回は出産時間も短かったので、簡単にまとめられるかと思ったけど、案外長くなってしまいました。

どんな出産にもドラマありですね~。

ココハレポイント

■やはり経産婦は初産婦とくらべて陣痛の進みは早いことが多い。

■ただし、赤ちゃんの状況によっては予想以上に時間がかかることも。(私の場合は3人とも何かしらトラブルがありました)

■私の場合、2人目までは助産師さんに遠慮して、我慢しすぎていたかもと感じました。あまり騒ぎすぎもよくないけど、我慢しすぎもよくない。痛かったら痛い、つらいと言っていいと思います。


最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。


それでは今日も心晴れる1日を:)

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ABOUT ME
マイミ
1983年うまれ。薬学部出身、ふつーのデスクワーク会社員。考え方や生活を見直して、家族みんなの心と体を整えたいと日々模索中。スーパーポジティブな夫と、3人のやんちゃ男子(10歳、7歳、4歳)と小さな一軒家でくらしています。趣味はカフェでのんびり、おさんぽ、空をながめること。このブログでは、3人男子育て、時短ワーママ経験から得た情報を共有しています。あなたの心も晴れますように☀︎

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