真ん中っ子の二男・じろちゃんは、年長の頃から慢性チック症とつき合っています。
この記事は、わが家が経験したことや感じたことを親目線で記録していくシリーズの1話目です。
(※あくまで我が家の体験談です。診断や治療は必ず専門医にご相談ください)
これまでの「チック症」記事一覧はこちらから読めます:)
チック症って?(私なりの理解)
私が知るかぎりでは、体の一部が自分の意思とは関係なく動いてしまうもの。
例えば、鼻やのどを鳴らす、肩や首を動かす、足をぴくっと動かすなど。
中には声を出したり、特定の言葉を言ってしまうタイプもあるそうです。
男の子に多く、一時的に出て自然におさまることもよくあると聞きます。
詳しくは「日本小児心身医学会のチック症ページ」にわかりやすくまとめられています。
きっかけは風邪後の鼻すすり
二男のチック症が始まったのは、年長さんの12月。
もう少しで保育園卒業、最後の発表会がある頃でした。
風邪をひいたのをきっかけに、鼻をすんすんとすすることが増え、なかなか風邪治らないなぁと思っていたら、保育園の担任の先生から
「チック症かも」
と言われました。
生活に支障がでるようなら受診した方がよいと教えてもらったけれど、調べると自然に治ることも多いと聞き、ひとまず様子をみることに。
そして、様子見しているうちに、あっという間に2年が過ぎていました。
増えていく“チックのブーム”
その間、症状は少しずつ変化。
鼻すするクセがおさまったと思ったら、首や肩、ひざをカクッと動かすようになったり、のどを「んっ、んっ」と鳴らしたり。
わが家ではこの移り変わりを「チックのブーム」と呼んでいました。
1つの症状がおさまると別の動きが出てくる…という感じです。
でも「生活に大きな支障はないかな」と判断して、また様子見をしていました。
担任の先生との個人面談でも特に指摘はなく、私自身も薬を使うことへの不安があって、病院に行く決心がつきませんでした。
いま振り返ると、もう少し早く動いてあげられてたらなと思います。
先生から叱られた
ちょうど2年生の終わり頃、担任の先生から理不尽に注意されることがありました。
あごを大きくあけてしまう症状の時期で、
「変顔する時間じゃない」
と叱られたということでした。
くやしそうに泣く二男をみて、胸がきゅっとなりました。
瞬間的に「受診しなければ」と思いました。
担任の先生へは、チック症についての説明や、見守ってもらえるようにお願いはしていたものの、先生の認識との間に差があったようです。
そして受診へ
二男が理不尽な扱いを受けないようにと、ついに受診を決めました。
まずは近くの小児科へ。そこから紹介状をいただき、地域の総合病院で診てもらうことになりました。
続きは次の記事で、初めての病院での検査のことを書きます。
②へつづきます。

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