わが家の4歳長男。
基本、お調子者男子です。
おしゃべりで、ときににぎやかすぎるくらい明るい男なのですが、ときどき、
「ほいくえんにいきたくない」
と言うことがあります。
前回は、そんなざわざわする朝に、私が心がけていることをざくっとまとめてみました▽
なんだかいろいろ考えているうちに、
「私なんで働いてんだ?」
という永遠のテーマ(?)がぐるぐる回り出したので、この機会に考えてみたいと思います。
どうして働くの?自問自答
お金のため?
…うん、それもある。
おおいにある。
これから子どもの教育や、自分と夫の老後のために。
お金はないよりあった方がいいよね。
▽お年玉はほぼ貯金。
自分の居場所のため?
…うん、それもあるなぁ。
いまは子どもたちが小さくて、手がかかるけれど。
大きくなったら、それぞれの道を歩きだす。
そのとき、子どもに「かあちゃんはこれが好きだからやってる!」
とい言えることをやってたいな。
そのために、今から土台を作っておかねば。
▽趣味ももちろんやりたいけれど。
息抜きのため?
…うーん、そうなのかも…。
以前、子育て経験のある上司が言っていました。
「仕事も育児も、それぞれが息抜きになるのよね」
って。
要は、仕事は育児の息抜きになり、育児は仕事の息抜きになる…という意味。
私の親も、2人の息子を追いかけてわーわーしている私をみて、同じような発言してたな。
「ずーっと子どもたちといるのも大変だから、マイミは働いてた方がいいね」
だけど、私は社会人としてまだまだ器が小さい。
「仕事は育児の息抜き」と思えるほど達観してないし、私にとって、仕事は息抜きと思えるほど楽ではないし。
それは、逆もしかり。
むしろ、仕事はいつもギリギリで。やりたいとこまで追いつかなくて。
それは時短だからとか、子どもがいて急に休むからとか、そういう問題だけじゃなく。
自分のポテンシャルの問題だと思う今日この頃。
できるひとは、どんな状況でも、できるんですよ。
だから、仕事は
つらいなー。
やめたいなー。
と、つい思ってしまうことが多々ある。
十分、仕事環境に恵まれていると自覚しているけど、それでも、そう思ってしまうことがある。
育児も、いろいろ大変だし、イライラしてしまうこともあるけど。
今のところ、やめたいと思ったことはないかな。
やっぱり、日々成長していく子どもたちと一緒にいるのは楽しい。
そして、意外に家事も好きかもしれない…と思う。
だから本音を言うと、家にいて、家事しながらの子どもたち中心の生活に、少しあこがれもあったりします。
…でも、この時代、収入のこととか考えるとやっぱり不安で、ふりだしにもどる(笑)
じゃあ、どこにいきつくか?
上記の理由ももちろん、あるけれど。
私の場合、
「苦手なことに挑戦し続けたい(ただし好きなことにかぎる)」
というのが1番かもしれない。
思えば小学生の頃、わり算でつまづいて以来、学生時代はずっと算数、数学が苦手でした。
くらべると文系の科目の方がまだましだったのですが、でも好き嫌いでいうと、理系の科目の方が勉強してて楽しかったし、ワクワクしてました。
ものっすごいデキは悪かったけど(笑)
で、それはたぶん、体や健康のことに興味があったからで。
結局、医療系のことを学びたくて、無謀にも理系を選択。
浪人もしたけど、希望の学部になんとかすべりこみセーフ!
大学でも、科目の多さ、実験の多さに、持ち前の少キャパでは到底追いつかず…。
いつも落ちこぼれでした。
ものすごい大変だったけど、でも、あきらめたことはなかったなぁ。
それはやっぱり、その分野が好きだったから。
そんな性格なので、私の場合、たとえ苦手で失敗続きだとしても、好きなことだったらモチベーションは保てるんだと思う。
負けず嫌いなのもあって、昔はまわりと張り合っていたけれど。
いまでは、それはしんどいだけって気づいたので、「自分」と張り合いたい。
で、今の仕事は、ありがたいことに知識的に学んできたことを活かせるし、自分がやってておもしろいなぁと思えることができる職場。
だから、しんどいけど、もう少しがんばってみようかな。
ただ、年齢も30代半ばになってくると、専門知識だけじゃまかなえなくて、
「仕事全体をどうしていくか」
を考えなくちゃならない年代になってきます。
私も少しずつ、そういう仕事が増えてきた。
それがまた大変で、とても負担に思うときもあるけれど。
「言われた仕事をそのままやる」だけじゃなく、
「自分の頭で考えて動く」
ということが、おもしろいなと思える瞬間もあったり。
「自分、まだまだだな」
と思えるうちは、今の仕事に挑戦し続けたいなと、今回の記事を書いててあらためて考えた次第です。
だから、ひとまず今、働く意味を聞かれたら、
「苦手なことに挑戦し続けたい(ただし好きなことにかぎる)」
そりゃ、得意で好きなことが仕事にできたら1番いいんだけど、そうはうまくいかないものですよね。
好きで興味があることを仕事にできてるって幸せなことだと、あらためて気づくきっかけとなりました。
子どもの本音
さて、先日はイヤイヤ言いながらも保育園に行った長男でしたが。
長男の教室に入ると、真っ黒な画用紙がはられて、穴のあいた箱が置いてありました。
「ブラックボックスですか?」
と先生に冗談半分で聞いたら、
「そうなんです~!この中で子どもたちに叫んでもらおうと思って!」
なんと!子どもたち、この箱の中で、日ごろ言えないことを叫んでるらしい。
先生たち、さすがだなー。
で、先生がこっそり教えてくれたことには、
「一郎ちゃん、かわいいんですよ♪『ママをひとりじめしたーい!』って叫んでました(笑)」
なんということでしょう。
そうだったのか。
いや、なんとなく気づいてはいたけど、ブラックボックスで叫んじゃうほどたまっていたのね。
最近、二男はイヤイヤ期で手がかかるし、二男の方が甘え上手だから、たしかに長男とじっくり向き合う時間が少なくなっていました。
ごめんよ、長男…。
「ほいくえん、いきたくない」
っていう言葉の裏側に、
「ママをひとりじめしたい、もっとママと遊びたい」
っていう言葉がかくれていたのかもしれないな…。
保育園の教室だというのに、泣きそうになりつつ。
でも遅刻しそうだから、急いで準備。
そして、別れ際には、いつも以上に長男をぎゅーっとした朝でした。
さて、2回にわたって長々と失礼しました。
仕事に対する自分の気持ちについて、改めて整理する機会になりました。
この考えは、また変わっていくかもしれないけれど。
どんな場面でも挑戦し続ける精神は、変えずにいたい。
みなさんが、働く意味はなんですか?
それでは今日も心晴れる1日を:)
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