バレンタイン、わが家は2人とも男の子なので、プレゼントあげたいな〜。
と考えていたのですが、3歳、1歳と小さいので、チョコレートそのものよりも「経験」をプレゼントしたい!と思いつき。
先日、一緒にクッキーをつくりました。
長男は最近、料理のお手伝いが大好きなので大喜び。
3歳になったころから、もう何度も一緒にクッキーをつくったことがあるので、もう型抜きを任せても大丈夫。
でも、ここまでくるのにはけっこう大変でした。
子どもの料理のお手伝い、いろいろ心配だし何からさせればいいか悩んでしまうこともありますよね。
今回は、子どもにお料理のお手伝いをしてもらうとき、わが家で気をつけていることをまとめてみました。
子どもがお手伝いしたい!と言ってきたら。大切にしたい3つのこと。
子どもが「お手伝いしたい!」と言ってきたら、私はこんなことを心がけています。
- 子どもが「お手伝いしたい」「やってみたい」という気持ちをつぶさない。
- 大ケガ、致命傷にならないように見守りながら、まかせてみる。
- 「お手伝いしてくれてありがとう」という感謝の気持ちを忘れない。
…はい。あくまでも心がけていることです(笑)
お料理しているときは、自分だっていっぱいいっぱい。
これをゆでてる間に、あれを洗って切っておいて~と、頭の中はダンドリぐるぐる。
でも、こんな風に思っているのも、これまで自分が子どもにしてきたことを反省したうえでのことなんです。
子どもが「お手伝いしたい」「やってみたい」という気持ちをつぶさない。
子どものお手伝いの話題になると、
- 子どもはやりたいって言ったけど、よけいな仕事が増えるからやらせなかった。
- 教えるのも大変だし、めんどくさいからやらせなかった。
というまわりの声を実際にたくさん聞きました。
たしかにキッチンは危ないことものも多いし、ただでさえ忙しいときに、気を張っていないといけないし…。
さらに、3歳ごろの子どもは、ちょっとのことで機嫌をそこねたり、融通がきかない時期。
めんどくさい気持ち、とってもよくわかります…。
実際に私も、すごく忙しいのに、「炒め物じゅーじゅーしたい!」とだだをこねられたりすると、めんどくさいなぁ…と思うこともしばしば…。
よけいな仕事をふやされて、「やめてっていってるでしょ!」と思わず怒鳴ってしまって後悔したことも何度もあります。
でも。
自分が子どもの頃、「お手伝いしたい」という気持ちになったことがあるか思い出してみましたが、ものごころついてからそんな風に思った記憶がなく。
「お母さん、大変そうだから手伝った方がいいかな」と思って手伝ったことはあるけれど。
そう考えると、「お手伝いしたい」「料理やってみたい」と素直に思えるのは、3歳という今しかないかもしれません。
わが家は男の子だけれど、
料理ってたのしい!
自分で好きなごはんをつくれるってすごい!
そうやってつくったごはんはおいしい!
ということは教えてあげたいと思っています。
それは、自分で生きていく力のひとつになると思うからです。
実際に、お手伝いしてつくったごはんは、いつもよりモリモリたくさん食べて、本人も満足そう。
わが家の場合、子どもがごはんをあまり食べないことにイライラするくらいなら、少し工夫してお手伝いしてもらって、結果的においしく食べてもらうほうが、みんながしあわせなんじゃないかと思うようになりました。
でも、本当にマッハでごはんをつくらないといけないときや、心に余裕がないときは無理しない。
そんなときは、次のようにしています。
- 「また今度、お願いするね。お手伝いしてもらえるとすごく助かるよ~」と丁重におことわりする。(たいてい、聞いてもらえない…)
- 少し目を離していてもまかせられるお手伝いをお願いする。
わが家の場合、丁重におことわりしても、聞いてもらえないことが多いので、簡単なお手伝いを丸投げする…という方法をとることが多いです。
少し物足りないお手伝いだったとしても、「ぼくを信頼してまかせてくれた」という気持ちになるのか、おとなしくやってくれることも。
長男は2歳くらいから、
- ミニトマトのへたとり
- しめじをばらばらにする
といった簡単な作業ができるようになり、最近では
- ゆでたまごのからむき
- たまねぎの皮むき(少しだけむいておく)
- 半切りにしたピーマンの種とり
なども、まかせて大丈夫になりました。
大ケガ、致命傷にならないように見守りながら、まかせてみる。
これは本当に程度がむずかしいのですが。
火や熱湯などによるヤケドや包丁などによるケガ、本当に心配ですよね…。
私も心配症なので、どこまでやらせるべきか毎回悩みます。
けれど、やらせないことにはいつまでもできるようになりません。
これは、年齢などではなく、子どものようすをよく観察して、判断するしかないと思います。
やりたい!と言ってきたら、最初は一緒にやる。
慣れてきたら、見守りつつも徐々にひとりでやる機会を増やす。
ひどいヤケドや病院で縫うほどの切り傷になったら一大事ですが、そうではない小さなものであれば、それも含めて経験をつんでいくことが大事だと思っています。
わが家はオール電化なので、火ではないのもありますが、少しずつ炒め物をしてもらったり、ゆでた野菜や卵を取り出してもらうお手伝いを始めました。
包丁もやりたそうなときがあるので、そろそろ一緒にやってみようかなと考えているところです。どきどき。
感謝の気持ちを忘れない。
どんなに小さな子どもでも、感謝されればうれしくなるし、またやろう!と思えます。
おいしいねって言いながら、みんなで食卓をかこむだけでも、十分感謝の気持ち。
だれかに感謝されてうれしいな、必要とされてるな、という気持ちを小さいうちにたくさん感じることは、自己肯定につながるのではと考えています。
あまり見返りを求めすぎるようになってしまってもよくないと思うけれど。
まだまだ小さい子どもが、一生懸命、一緒に仕事してくれる…ということを冷静になって考えてみると、その気持ちがうれしいし、そんな風に成長してくれて、とってもありがたいことだなと。
自然と感謝の気持ちがわいてくる気がします。
そして、感謝されるという経験をした子どもは、今度は感謝する気持ちをもてるのではないかな。
今回、バレンタインのクッキーは、たくさん作ったので、父やおじいちゃん、おばあちゃんたちにもプレゼント。
長男がそれぞれの似顔絵などをラベルに書いて、気持ちあふれるプレゼントになりました。
みんなに、「おいしいね~食べるのがもったいないね~」なんて言われて、とっても満足そうな長男でした。
そんな笑顔をみることができて、私も満足満足(笑)
それでは、今日も心晴れる1日を:)
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