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笑顔になれる むすこ子育て

「なにやってんの」は封印するよ|子どもはみんながんばってんの

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「なにやってんの」

この言葉のもつニュアンスはさまざまです。

 

冷ややかな目で

「…なにやってんの…?」

なときもあるし、

怒りながら

「なにやってんの!!!」

なこともあるし、

ちょっとふざけながら

「なにやってんの〜?」

なときもあり…

 

この「なにやってんの」はニュアンスやタイミングによって相手に与える印象が全然ちがってしまう言葉。

でも基本的には相手を対等にみた言葉ではないし、強く責めることにもつながるから、私は言うのも言われるのもあまり好きではありません。

 

「なにやってんの」と言われた方も、

「いや、なにって言われても…」

と思うし、実は言った方も本当に「なにをやっていたか」を知りたいわけじゃない。

この言葉には、色んな「含み」があるから、なんとなくダメージが大きいような気がします。

不思議で危ない子どもたち

私は子育てする上で、

自分自身が言われたら嫌な言葉、仲がいい友人にはしないなぁという言い方

を子どもたちにしないように心がけてきました。

 

でも、この「なにやってんの」は、あまりに子どもたちが不思議で危ないことばかりするもんだから、ついつい口からこぼれてしまう…。

あ、あとあまりに片付けしなかったり、学校の準備をたらたらしてるときとか、ついつい言いたくなってしまいます…。

そんな自分自身に、

「もう!自分なにやってんの!?」

と情けなくなることも日常茶飯事でした。

そんな毎日の中で、子どもたちの行動をみていて気づいたことがあります。

「なにやってんの」な行動のその先に

先日、朝ごはんのときに7歳の長男がテーブルの上で野菜ジュースの紙パックを倒し始めました。

内心、

「ヒィーーー!」

と戦慄が走りながらも(だって色が紫…)、がんばってがまんして観察していると、

「ふむふむ、なるほどねー」

と納得してる長男。

「いったいなんの実験ですか…?」

恐る恐る聞くと、

「中身が半分くらいで、この三角の口より下だからジュースがこぼれない」

と満面の笑み。

(もちろんとなりで二男がマネしてました)

 

もしもここで「なにやってんの!」と叱っていたら…

子どもが「こうやったらどうなるんだろう?」という探求する気持ちも、

「へー!こうなったんだ!」と発見する機会も、

「じゃあこうしたらどうなるんだろう?」と次につなげて考える力も、

奪ってしまっていたんだなぁと。

 

子どもが大人からみたら「なにやってんの」な行動をしてるとき、子どもはまさに「実験」してるんだなと気づいたのでした。

私も理系学部だったので、実験は好きだったし、身の回りで起こることの不思議について考えることのおもしろさも知っています。

でも、これまではあまりに自分目線で子どもの行動をみていたので、

不思議なことしてるなぁ…

だけではすまず、

危ないことや大人が困ることばかりしてる!

と、視野のせまい見方しかできていなかったのだと思います。

 

次の日は、長男は豆乳の入った大きな紙パックをテーブルの上にドタっと倒していました。

豆乳の紙パックにはプラスチックの注ぎ口を差し込んであるので、牛乳や野菜ジュースの紙パックよりも中身がこぼれにくいけれど、それでも注ぎ口がとれたらドバッとでちゃう。

また内心ヒヤヒヤしながら見守っていると、

「すごいよ!倒すと、パックがこうやってちょっと動くの!」

とめちゃくちゃうれしそうです。

「なんでそうなると思う?」

と聞いてみると、

「うーん、倒したときに、中の豆乳がこうやってこっちの壁にあたって、こっちの方向に動くんだと思う!」

と一生懸命考えて考察を述べていました。

実験して、考察する、それはまさに科学者です。

子どもはみんな科学者なんだなぁ。

 

実は長男、ふだんは「どう思う?」と聞いても、なかなか自分の考えや感情を表に出して話すのが得意でないようなんですが…

このときはそんなそぶりもみせず、すらすらと自分の考えを話していました。

自分がやっていることを親が認めてくれた、そして興味を持って一緒に考えてくれたということが彼の中で自信につながったのかもしれません。

なんの実験ですか?

それ以来、私は「なにやってんの」を封印することに決めました。

「なにやってんの」と言いそうになったら、本当はその次に言いたい本心の部分だけを言うように心がけています。

大人からみたら危ないことも、困ったことも、子どもにとっては実験なこともあるので、

「なんの実験ですか?」

と聞くことが多いです。

(危なすぎることは先に伝えます)

すると、

「なにやってんの」

には無反応な子どもたちも

「えっとね、これがやりたいんだよね〜」

と機嫌よく実験の目的を話してくれて、私も

「そんなこと考えてたのか!」

と目からウロコだったり。

あ、食べ物や飲み物で実験するのはあまりよくないけど、できる限り子どもの興味に付き合ってあげたいなぁと思っています。

…まぁ、時間と心に余裕があるときにかぎる、になってしまうのが私のキャパシティの小ささを露呈してますが。

 

ついでに、色々やらかしてしまったとき自分に向かって

「なにやってんだー!」

と盛大に凹むのもやめたいな。

今のところ、仕事で

「なにやってんの」

なんて言われることはないけれど、なにやってんのと聞かれれば

「がんばってんの!」

とこたえられるように、日々また走り続けるのです。

 

それでは今日も、心晴れる1日を:)

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ABOUT ME
マイミ
1983年うまれ。薬学部出身、ふつーのデスクワーク会社員。考え方や生活を見直して、家族みんなの心と体を整えたいと日々模索中。スーパーポジティブな夫と、3人のやんちゃ男子(10歳、7歳、4歳)と小さな一軒家でくらしています。趣味はカフェでのんびり、おさんぽ、空をながめること。このブログでは、3人男子育て、時短ワーママ経験から得た情報を共有しています。あなたの心も晴れますように☀︎

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